「Leipzigでの海外実習を振り返って」小林 紀里さん

私達のテーマはドイツの食べ物についてだ。大抵の人がドイツと聞いて初めに思い浮かべるのはソーセージだろう。中でも現地で最も定番のCurrywurstといってケチャップとカレー粉を焼いたソーセージにかけたものだ。また、Bratwurstという焼いたソーセージをパンにはさんで食べる食べ方も定番だ。また、ハーブの入った白ソーセージも有名だ。
これらの料理には大概フライドポテトが添えられている。主食がじゃがいもなので様々なじゃがいも料理も多くの人に好んで食べられている。市場で買うと1kgで1€と大量生産されていることがうかがえる。
そして私が最も注目した食べ物はパンだ。平日は朝早くから開いているパン屋さんも多く、多くの種類のパンやケーキが並んでいる。パンは大きく2種類に分けられている。手前のショーウィンドウに並んでいるパンがBröchen、後ろに並んでいる大きなパンがBrotだ。店員さんに頼むと切り分けてもらえる。ドイツのパンは固いものが主流である。口の中やあごが痛くなるぐらいだ。中でもおすすめはライ麦パンだ。素朴な美味しさで食物繊維もたっぷり入っている。そして最も定番のパンはおそらくプレッツェルだろう。お菓子のプレッツェルをそのまま大きくしてパンにしたような感じだ。ほかにも日本ではあまり見かけないパンが安価で購入することができる。
紹介したものの他にもドイツには美味しい食べ物が数多くあるので、次に訪れるときはもっと様々なものを食べてみたいと思う。

私がこの海外実習で一番感じたことは現地で学ぶことの大切さだ。一年間学んだドイツ語をいざ使おうとしてもすぐに言葉が浮かばなかったり、ネイティブスピーカーの発音や日常会話の速度についていけなかったりと自分の力不足を痛感した。また、発音の重要性を感じた。アクセントや発音が正しくないと聞きとってもらえない。

感想については、一言でいうと楽しかったに尽きる。初めてのドイツで日本とは違う西洋の素敵な街並みに心が踊らされ、大好きなパンをいっぱい食べることができて幸せだった。そして何よりも感動したのはブンデスリーガを生で観戦できたことだ。レベルの高いプレーを目の当たりにして興奮が抑えきれなかった。また、スタジアムの熱気も尋常じゃなく国民のサッカーへの愛を感じることができた。自分もその中にいたと思うと感激の嵐だ。
私にとってこの3週間はあっという間で夢のような日々だった。もちろん語学力や自立力の向上も計れたので文句なしの海外実習だった。帰国後の寿司が世界一美味かった!
また気合を入れなおしてドイツ語の勉強を頑張ろうと思う。
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