令和4年度 学部授業・カリキュラム改善に向けた「中間報告書」
「学習成果実感調査」についての分析結果
令和4年度春学期は前年度に引き続き、経済学部の授業に関して以下の5つの側面から分析を行った。
- 全学との比較
- 学部内の状況
- 令和2年度より導入した新4コースの選択必修科目と共通科目
- 初年次教育専門科目(経済学入門Ⅰ(必修科目))
- 初年次教育導入科目(入門セミナー)
- 全学と比較してやや高い評価となった。
- 50%がシラバス記載の到達目標の80%以上到達できた、95%がシラバス記載の到達目標の60%以上到達できたと回答しており、学生、教員ともにオンライン授業に慣れ、円滑に講義を進めることができたと評価される。
- 学生からみたコース間の主観的評価を比較したところ、コース間に大きな差異は確認されず、バランスの取れたコース設定ができていることが確認された。
- 経済学部全科目に比して、身についたスキル、熱意、満足度ともにやや高かった。昨年度は熱意、満足度は経済学部全科目に比してやや低かったので全般的に改善した。経済学の基礎を学ぶことができた、オンラインで復習できるのが良かった、予習・復習の大切さが分かったなどの意見があった。
- 経済学部全科目に比して身についたスキル、熱意、満足度ともにやや高かった。大人数講義の多い経済学部において、25人前後の小クラスで実施しているため、コミュニケーション力がついた、人前で話すことに対する苦手意識がなくなった、友達をつくる機会になったことなどを評価する学生が多かった。
来年度以降も引き続き上記の側面を重視した分析を行う予定である。