平成27年度 秋学期 学部授業・カリキュラム改善に向けた
「重点テーマ」

今年度の重点テーマ・調査目的・期待する効果

過去数年間の経済学部の学習成果実感調査は、入門セミナーに重点を置いていたが、入門セミナーの授業の課題はかなり解決された。未解決のレベル1クラス問題については、今後はTAアンケートで追跡調査を行う。このようなことから、今年度の学習成果実感調査の重点テーマとして、「講義科目の活性化と魅力の向上」を挙げることとしたい。調査によって各講義の課題を明らかにして、受講生が能動的に学ぶことのできる魅力ある講義を増やすことが目標である。

学部授業・カリキュラム改善に向けた中間報告(春学期の集計結果を踏まえ、学部長が作成)

春学期の学習成果実感調査の結果を見ると、出席者が少ない(たとえば50人以下)講義の中に満足度が高い科目が多く見られる反面、受講生数が多い科目では満足度や主体的に学んでいるという実感が低くなる傾向がある。しかし社会科学系学部の宿命として、100人・150人といった受講生のいる授業が主力であり、この規模の講義で成長を感じられたり、主体的に学んでいるという実感を持てたりする授業を目指さなければならない。現状では、統計的な分析が十分にできていないが、1年を通してデータを得たのちに統計的な分析を行い、150人規模の科目における講義の満足度を上げるための取り組みを行いたい。
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