令和6年度 学部授業・カリキュラム改善に向けた「重点テーマ」
重点テーマ・目的・期待する効果等
(1)テーマ
教育活動におけるDX活用の検討と実践
(2)目的
従来より教育活動におけるIT活用を進めてきたが、生成系AI(ChatGPTなど)、クラウドに代表されるように、教育の在り方を変え得るような新しい技術が次々に出現している。DXには様々な定義があるが、一般的にデジタル技術を用いたプロセス変革を指し、ITの浸透が人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させることと表現されることが多い。
教育の現場においても、教員がDXをどのように取り入れていくかを考える機会を創出することによって、教育効果を高めていくことを目的に当該テーマの設定を行った。
教育の現場においても、教員がDXをどのように取り入れていくかを考える機会を創出することによって、教育効果を高めていくことを目的に当該テーマの設定を行った。
(3)期待する効果
本学HP「生成系AI(ChatGPTなど)の使用に関わる注意」に、学生が①自分自身で考えることの重要性を認識すること、②生成系AIを一般的な情報の収集や学習の補助的な手段として活用することで、学習・研究をより高いレベルへと発展させることの2点が明示されている。この内容は生成系AIに限らず、DXに関連する様々な技術を活用する際に留意すべき点といえる。FD活動を通して、教員が教育活動へのDX活用について情報を共有し、理解を深めることによって、学生にこれら2点を強く意識したうえで学修を進めるよう促すことができ、結果として時代に即応した質の高い教育の提供が可能となる。