令和4年度 学部授業・カリキュラム改善に向けた「重点テーマ」

重点テーマ・目的・期待する効果等

(1)テーマ

対面授業の本格的再開とオンライン授業の効果的運用新学科体制の安定的運用と新型コロナ対策授業等の洗練

(2)目的

上記を重点テーマとして、下記の取り組みについて、以下の目的をもって取り組む。

第1に、新学科への移行にともなって設置した、初年次生向けの導入科目「マーケティング入門」(春学期、担当教員:上元 亘、月3)および「経営管理論」(秋学期、担当教員:赤岡 広周、木1)を対象として、「公開授業」および「ワークショップ」を実施し、授業運営上の問題や工夫などの情報共有を行う。
第2に、新学期移行に伴う初年次生向けの基盤科目については、新規かつ必修科目であるという点を考慮して、担当教員間での意見交換の場を適宜設けて、授業運営上の問題を早期に解決するとともに、教育の均質化を図る。
第3に、引き続き残る遠隔講義の運用について、さらなる工夫・情報共有の機会を持ちたい。遠隔講義自体には教員・学生共にずいぶん慣れてきたとはいえ、遠隔講義に必須のソフト、ハードウェアについては目覚ましい進展がみられる。教育の質向上のために続々と生まれる新手法、動向についてフォローアップする機会を持つことが望ましい。これについては今年度も対面授業とのセットで開催されるワークショップ(情報交換会)で取り組みたい。
第4に、「学習成果実感調査」の結果を個別教員ごとにデータを集計して個別に開示し(学部教育の平均と個人点のデータ開示)、教員による学習成果の確認と自発的な授業改善を促進することを図る。

(3)期待する効果

上記1と2の活動については、授業運営上の問題や工夫などの情報共有と必要に応じた早期の問題解決および教育の均質化が期待できる。また、3の活動については、日々進展する遠隔授業の新たな動向を取り入れることが期待できる。4の活動については、教員が担当する個々の科目の授業改善、公開授業などを通じた情報共有による教育の質の改善が期待できる。
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