平成30年度 学部授業・カリキュラム改善に向けた「中間報告書」

1.「学習成果実感調査」についての分析結果

本年度は、「授業満足度、社会との繋がり、学科選択判断などの指標において、イントロ及びイントロ外科目共に高い水準を維持している。しかしながら、事前事後学習については、担当教員から詳細をシラバスに指示を出しているにもかかわらず、いまだ実際の勉学時間は、十分に向上されていない」という現状認識を、その都度学部長より教員に対して共有するよう伝えている。その結果といえるかどうか今後の分析が必要ではあるが、事前・事後学習の平均時間を問うた設問3において、30分未満とする学生の割合が、昨年春学期がイントロ科目の全体ベースで52%であったものが本年度は48%へ、同じくイントロ以外の科目で50%から48%へと低下していることが分かった。しかしながら、3時間以上と回答した学生はイントロ科目で3%、イントロ以外では3%から4%へと上昇したもののいまだ低く、本来あるべき水準には至っていない。今後はその他の結果も踏まえて横断的に分析し対応を考えたい。
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