【生命科学部】生命科学セミナーを開催します!(10月18日)

2023年10月18日に学内限定の生命科学セミナーを開催いたします。

最先端の生命科学の話題を生命科学部の教員に紹介していただきます。
お時間のある方はぜひご参加ください。
15102教室(対面)とTeamsによるハイブリッドセミナーになります。
Teamsで参加する場合はチームコード(lfjxegp)を利用して入室してください。

三瓶 由紀 准教授
京都産業大学 生命科学部 産業生命科学科

地域における人と自然の関係 -農的活動が野生生物に与える影響-
15:00~(講演30分 質疑応答15分程度)司会:白鳥

里山は、これまで農林業や生活の場として利用されることで維持されてきたが、都市化による都市的土地利用への転換、燃料革命・営農形態の変化などによる人間活動が縮小してきており、その環境が大きく変化しつつあります。都市化による影響や、植生変化、里山保全による経済的効果など、里山については様々な研究が行われ、保全にむけた取り組みが行われています。野生生物についても、生息地の減少等も多くの研究が行われている一方で、人間活動が生き物の生態にどのような影響を与え、またそうした生き物の生態の変化が人々の生活にどのような影響を与えているのか、といった研究はあまり行われていません。本セミナーでは、こうした観点から、都市化および営農形態の変化がシロスキハシコウに与えた影響について考察したバンコク郊外部における調査事例を紹介したいと思います。

白鳥 秀卓 教授
京都産業大学 生命科学部 先端生命科学科

器官の左右非対称性とアミノ酸代謝酵素Pycr2-Shmt2 KOマウス
15:45~(講演30分 質疑応答15分程度)司会: 三瓶

白鳥研では、大きく分けて2つのテーマの研究を行っていますので、それぞれについて紹介します。(1)ヒトや動物の内臓器官の多くは左右非対称に形成されますが、今回は肝臓の左右非対称性について紹介します。肝臓は分葉構造をとっていて、マウスでは5つの葉に分かれています。それぞれの葉の位置や大きさは異なり、左右非対称であると言えます。また、機能的にも分葉間の違いを見つけたので、紹介します。(2)また、プロリン合成酵素Pycr2とセリンをグリシンに変換する酵素Shmt2のそれぞれのKOマウスを解析しています。Pycr2 KOマウスは加齢に伴いさまざまな異常を示しますが、今回はマウスの体毛における異常について紹介します。一方で、Shmt2 KOマウスは胚性致死となりますが、その異常について紹介します。
日時 2023年10月18日(水)開催(学内限定)
場所 15102教室(対面)とTeamsによるハイブリッドセミナー(チームコード:lfjxegp)
開場 14:30~(Teamsの場合はチームコードを利用して入室してください)
開演 15:00~16:30

次回は11月22日(水)の予定です(詳細はPOSTおよびホームページで案内します)。
演者(予定):染谷 梓准教授(産業生命科学科)、高桑 弘樹教授 (先端生命科学科)

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