生命科学部 生命科学セミナーを開催します!(6月29日)
2022.06.14
6月29日に学内限定の生命科学セミナーを開催いたします。
最先端の生命科学の話題を生命科学部の教員に紹介していただきます。
お時間のある方はぜひご参加ください。
Teamsでのオンラインセミナーになりますので、チームコード(lfjxegp)を利用して入室してください。
横山 謙 教授
京都産業大学 生命科学部 先端生命科学科
ATP合成酵素研究の旅路
15:00~(講演30分 質疑応答15分程度)司会:板野
呼吸によって ATPが合成される仕組みの解明は、前世紀の多くの生化学者を悩ませてきた問題でした。自分がATP合成酵素の研究業界に入った時も、よくわからないことが多く、研究会ではいつも喧々諤々の議論が戦わされていたことをよく憶えています。そして、地道な研究の積み重ねと、時にゲームチェンジャー的な手法により、半世紀を超えるその理解を目指した研究も、今まさに一区切りを迎えようとしています。
今回のセミナーでは、ATP合成酵素研究の歴史を振り返り、ポイントとなる研究成果を紹介しながら、自分の研究がATP合成酵素の仕組みの理解にどのように貢献し、なにがわかったのかをご紹介します。
今回のセミナーでは、ATP合成酵素研究の歴史を振り返り、ポイントとなる研究成果を紹介しながら、自分の研究がATP合成酵素の仕組みの理解にどのように貢献し、なにがわかったのかをご紹介します。
板野 直樹 教授
京都産業大学 生命科学部 先端生命科学科
ヒアルロン酸生合成研究の新展開
15:45~(講演30分 質疑応答15分程度)司会: 横山
ヒアルロン酸は、関節でクッションや潤滑の役割をしている関節液の主成分で、加齢に伴う減少が、関節炎や変形性膝関節症を引き起こすとされています。また、ヒアルロン酸の減少と皮膚の老化との関連も指摘されています。そこで老化対策として注目されるのが、加齢とともに減少するヒアルロン酸をいかに維持するのかという点です。グルコサミン等のサプリメントの補給では、ヒアルロン酸の合成量を十分に維持できるかは疑問です。ヒアルロン酸合成酵素遺伝子のクローニング以降、ヒアルロン酸生合成機構の完全解明、それに続く新たな医薬品や化粧品開発への期待が高まっています。本セミナーでは、ヒアルロン酸生合成機構について、最近明らかとなった知見を交え、私たちの研究を紹介します。
日時 | 6月29日(水)開催(学内限定) |
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場所 | Teamsによるオンラインセミナー(チームコード:lfjxegp) |
開場 | 14:30~(チームコードを利用して入室してください) |
開演 | 15:00~16:30 |
(録画したものを公開しますので見逃した方や参加できない方はご覧ください。)
次回は2022年秋学期(詳細はPOSTおよびホームページで案内します)です。
演者:潮田 亮(先端生命科学科)、遠藤 斗志也(先端生命科学科)先生
次回は2022年秋学期(詳細はPOSTおよびホームページで案内します)です。
演者:潮田 亮(先端生命科学科)、遠藤 斗志也(先端生命科学科)先生