京都産業大学キャンパスマガジン サギタリウス 2013 Apr. Vol.59

学生へメッセージ 2015年に そして、その後に向かって 学長 藤岡 一郎

ご入学おめでとう、新入生諸君!

受験時代の終わりを迎えホッとした時期から、保護者の皆さまの変わらぬご支援のもとで、新たな決意をもって本学の一員になった諸君を、在学生、同窓の方々そして教職員とともに心から歓迎いたします。

よくがんばりました!在学生諸君。

一年の月日を経て一段上のステージに立ち、その各々の目標に向かっていることと思います。「勉強しない大学生」などという悪評を払拭するよう、さらに自己を鼓舞しがんばってください。

二年後に創立50周年

さて、本学は2年後の創立50周年が迫っています。昨年の11月に50周年に向けてのキックオフ宣言をし、50周年に向けての事業とその後の持続的発展を続けるための企画に新年度から着手します。すでに、トライアルプロジェクトのさらなる検討が開始され、企画段階から実行段階での具体的内容の検討に入っています。

全学に関わる教学改革の展開

学生諸君に身近な教学面において、昨年度の文部科学省支援事業に採択された本学のグローバル化の進展を図る事業が本格的に展開されます。他方、本学の特色である産学公民の連携のもとに人材育成を図る4つの事業も文部科学省支援事業として採択され、これも本格展開いたします。もちろん、学部の教育内容を充実強化するために、各学部においてさまざまな改革がなされていますが、特に外国語学部は2014年度からの新制度の実施に向けて、学部長を先頭に改革作業を継続しています。これらの改革が成果を挙げることができるか否かは、学生諸君の努力に懸かっているのです。

学長 藤岡 一郎

研究面の展開

昨年度のミツバチ産業科学研究センターの設立に続き、新年度には、「社会安全・警察学研究所」を創設します。この例にみるように、先生方はご自分の研究の進展を図るためにひいては本学の研究の質を上げるために、近年、外部から研究費を獲得する一環として、科学研究費獲得を申請する方が飛躍的に増加しています。先生方のなみなみならぬご努力に敬意と感謝をいたしているところですが、学生諸君は先生方の真剣に研究する姿勢から多くのことを学んでほしいと願っています。

施設面の充実

キャンパスは、創立期の建物の建て替え時期で、いたるところ建設工事がなされています。これを機会に、学生諸君が学ぶうえでより役立つよう、教学のソフトを十分に反映した将来を見通したハード面の充実を図り、キャンパスが学生諸君にとって刺激に満ち、いつまでも居たい心地よい場所・空間造りを心掛けています。

オール京都産業大学の誇り

このように新年度に展開する教育研究などの一端を紹介しましたが、それ以上に学生諸君の課外活動での活躍や、さまざまな自主的活動が活発化しています。職員の方々の強力な支援を得て、学生諸君と先生方との充実した学びと研究活動が展開され、新たな境地を開いてほしいと思っています。そのために協働・共創し継続することで、同窓の方々、保護者の方々との絆もさらに強くし、自信と誇りに満ちる京都産業大学となろうではありませんか。

挑戦しようではありませんか、新入生諸君!

学長 藤岡 一郎
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