【文化学部】添乗員は何でも知っている?先輩の仕事に興味津々!~第1回卒業生ランチトーク開催~
2024.07.19
文化学部広報小委員会学生チーム「ClaSP!」主催の卒業生ランチトークイベントが開催されました。株式会社阪急トラベルサポートにて添乗員として活躍をされている若林 みお氏をゲストにお招きし、ご自身の文化学部での学びのエピソードや添乗員の仕事についてお話しいただきました。
(学生ライター 法学部2年次 中尾 柚葉)
若林 みお氏のプロフィール
本学文化学部京都文化学科を2021年に卒業。在学時はヒューバート ラッセル ポール准教授のゼミで異文化コミュニケーションや比較文化論を学び、在学中に京都市認定通訳ガイドの資格を取得。現在は株式会社阪急トラベルサポートで添乗員として国内外問わず活躍している。
本学文化学部京都文化学科を2021年に卒業。在学時はヒューバート ラッセル ポール准教授のゼミで異文化コミュニケーションや比較文化論を学び、在学中に京都市認定通訳ガイドの資格を取得。現在は株式会社阪急トラベルサポートで添乗員として国内外問わず活躍している。
若林氏は在学中に「京都市認定通訳ガイド資格(※)」を取得されました。観光業界に興味があったことに加え、英語が好きだったこともあり、この資格取得に挑戦したそうです。
(※)京都を訪れる外国人観光客に、外国語で伝統的な京都の文化や歴史を説明し、奥深い魅力を伝える京都市独自の通訳ガイド。(文化学部では京都市観光協会と連携し専門教育科目を提供しています。)
(※)京都を訪れる外国人観光客に、外国語で伝統的な京都の文化や歴史を説明し、奥深い魅力を伝える京都市独自の通訳ガイド。(文化学部では京都市観光協会と連携し専門教育科目を提供しています。)
若林氏が就職活動を行った時期は新型コロナウイルス感染症のさまざまな制限があったこともあり、旅行や観光業界の就職は受け口が少なく難しかったそうですが、この資格を生かし、旅行会社の内定を得られたと、経験を話されました。
続いて、ClaSP!の学生と若林氏のトークセッションが行われました。
トークセッションでは主に添乗員の仕事内容が紹介されました。若林氏はこのランチトークの約1週間前にネパールへのツアーに添乗していたそうです。海外のツアーに同行する添乗員には英語力が求められるのはもちろんですが、その国の言語でやり取りをしなければならない場面も多いことが紹介されました。
また、ツアーに参加するお客さんの期待に応えるために行程内で訪れる国や観光地を事前に調べ上げるそうです。初めて行く国の場合は下調べに3、4日かかることもあり苦労するそうですが、ツアー終了時に参加者から感謝の言葉をかけてもらったり、お土産をいただいたりすることもあり、添乗員の仕事にとてもやりがいを感じているそうです。
続いて、ClaSP!の学生と若林氏のトークセッションが行われました。
トークセッションでは主に添乗員の仕事内容が紹介されました。若林氏はこのランチトークの約1週間前にネパールへのツアーに添乗していたそうです。海外のツアーに同行する添乗員には英語力が求められるのはもちろんですが、その国の言語でやり取りをしなければならない場面も多いことが紹介されました。
また、ツアーに参加するお客さんの期待に応えるために行程内で訪れる国や観光地を事前に調べ上げるそうです。初めて行く国の場合は下調べに3、4日かかることもあり苦労するそうですが、ツアー終了時に参加者から感謝の言葉をかけてもらったり、お土産をいただいたりすることもあり、添乗員の仕事にとてもやりがいを感じているそうです。
トークセッションの後には、参加した学生からの質疑応答が行われ、4年次生からは卒業論文に関して「どのように研究テーマを決めたのか」という質問がありました。若林氏は「新型コロナウイルスが旅行業界に与える影響」をテーマに研究を進められましたが、これは自分が好きなこと、興味のあることであったため、すんなりと決まったそうです。「卒業論文のテーマが定まらずに苦労していた友人もいたが、素朴な疑問がテーマに繋がることもあり、さまざまなことに興味を持つことが大事で、その経験は無駄にはならない」とメッセージを送られました。
今回開催された第1回目のランチトークには文化学部の先輩のお話を聞きに1年次生から4年次生まで多くの参加がありました。イベント終了後も若林氏に質問をしている学生が見られ、旅行業界、また添乗員という仕事への関心の高さがうかがえました。私自身、添乗員の方は何でも知っているというイメージがあったので、若林氏の「行ったことのない国の知識を身に付けるために3、4日はかかることがある」という話には驚きました。ツアーの参加者に満足してもらうためには努力の積み重ねが大事なのだと感じました。今回のイベントは先輩の貴重なお話を伺える、とても良い機会になりました。