【文化学部】「国際文化研修(インド)」の報告会が開催されました!
2024.01.26
文化学部の専門教育科目「国際文化研修(インド)」(担当:志賀 浄邦 教授)は、実際にインドを訪問し、国際的な視点を養う科目です。このたび4年ぶりに実施され、志賀教授と大平教授同行のもと、19日間の研修を終えた学生による帰国報告会が開催されました。参加学生19人は、ヒンディー語で挨拶をしたり、現地で購入した服やアクセサリーを身にまとって発表するなど、インドに思いを馳せながら研修にて学んだことについて一人ずつ発表を行いました。
(学生ライター 法学部1年次 安田 遙)
京都産業大学と協定関係を結んでいる、インド西部、ターネー市に位置するVPM(Vidya Prasarak Mandal)大学、インド東部、オリッサ州ブバネシュワール市に位置するKIIT(Kalinga Institute of Industrial Technology)大学及びKISS(Kalinga Institute of Social Sciences)大学にて2023年8月19日より19日間の研修が行われました。
現地での研修の概要
- ヨーガの実習
- ヒンディー語での初歩的会話の学修及びコミュニケーションの実践
- コミュニケーションを通じた英語の学修
- 現地の学生との文化交流
- 遺跡や博物館へのフィールドワーク
研修中に学生は、現地の大学での授業に加えてさまざまな街を訪問し、インドならではの光景を目にしました。多くの参加者にとって印象的だったのはヒンドゥー教徒が多く信仰深いインドの人びとの心の在り方や、特徴的な味付けの料理、壁画が多い街並みなどで、車道には車やバイクが溢れんばかりに行き交い、道を渡ることはなかなか大変だったそうです。報告会はインドにて購入した衣装で発表に臨む姿が見られ、終始和やかなムードでした
研修参加者の声を紹介します
- インドで出会った人の多くがとてもポジティブだった。研修に参加したことで自分もそうなれた。
- 三か国語を話せる人が多く、自分も英語だけではない第二外国語を身に着けようと思った。
- インドの大学では学生の学習意欲が高く、スマホより本を読む人が多かった。
- 自国に誇りを持っている人が多く、自分の日本に関する知識のなさを反省した。
- 町中に牛が普通に歩いている。野良の牛もいる。
- ゲストは神様のように扱うべきだとの考えがあるそうで、あたたかさが伝わるおもてなしを受けた。
取材を終えて
インド映画がきっかけでインドという国に興味を持っていました。研修に参加された皆さんの発表をする姿がとても楽しそうで、良い経験をされたことが伝わってきました。日本と異なる規範の存在を感じ、法学部生としてとても興味深かったです。