【情報理工学部】ファブスペースとPRECIOUS PLASTIC KYOTOが共同で「Ogaki Mini Maker Faire 2022」へ出展

2023.01.30

モノづくり展示イベント「Ogaki Mini Maker Faire(以下OMMF) 2022」が岐阜県大垣市のソフトピアジャパンセンタービルで開催され、「京都産業大学ファブスペース × PRECIOUS PLASTIC KYOTO」が共同で展示に参加しました。
Maker Faire とは、電子工作、ロボティクス、化学やアートなど様々な分野の作り手たちが全国から集まり、作ったものを共有し楽しむDIYの祭典で、OMMFはそのコミュニティが主催するローカル版です。本学は2019年から毎年Maker Faireに参加しています。
また、PRECIOUS PLASTIC KYOTOはコミュニティ単位でのリサイクルを可能にするオープンソースの世界的なプロジェクト「 PRECIOUS PLASTIC 」をベースに活動している団体で、環境教育を掛け合わせることで学びに繋がる体験型プログラムを提供しています。

(学生ライター 先端情報学研究科1年次 高木祐輝)

 

OMMF2022の1日目に参加した学生たち

今回の展示では、「PRECIOUS PLASTIC」の射出成形機を使って、本学とPRECIOUS PLASTIC KYOTOで実施したワークショップ(2022年9月7日、8日開催)のプロセスと成果を展示しました。また、展示と併せてPRECIOUS PLASTICの射出成形のデモも行いました。ブースには2日間で333人の方が来場され、射出成型の技術に興味を持ってくださる方やPRECIOUS PLASTIC特有のマーブル柄の成型品に目を惹かれて来られる方など目的はさまざまで、学生も来場者との交流を楽しんでいる様子でした。

OMMF2022の2日目に参加した学生と伊藤慎一郎准教授(写真右)とPRECIOUS PLASSIC KYOTO代表の松本さん(写真左)

今回のOMMF2022では、新たな取り組みとしてVR・ARを用いたメタバース会場での展示も行われました。メタバース会場のブースは、本プロジェクトに参加した学生が製作したもので、Gatherというツールを用いた2D会場、メタバースプラットフォームであるStylyを用いたAR会場、VR会場があり、スマートフォンアプリやWebブラウザから自由に閲覧できます。また、当日会場で行われたプレゼンテーションにも「デジタルファブリケーションの力とPRECIOUS PLASTICの射出成形機を使って身の回りのプラスチックごみを生まれ変わらせる!」というタイトルで参加し、今回のプロジェクトの具体的なプロセスについて発表しました。プレゼンテーションの様子は、YouTube Liveで中継された動画で閲覧できます。

製作した成形品の展示
製作した射出成形用の型の展示
プレゼンテーションの様子
来場者と交流する学生
会場で射出成形のデモを行った様子
PAGE TOP