【外国語学部】「海外実習を振り返って」伊藤 直依さん
2025.04.07
私は約1カ月間、ライプチヒ大学附属の語学学校であるinter DaFでの海外実習に参加しました。短い期間でしたが、語学の授業や毎週末の旅行を通じて、様々な経験を積むことが出来ました。
ライプチヒは音楽の街として知られ、都市と歴史的な景観が融合している素敵な街でした。街中では日本の路上ライブの様に楽器を演奏している人をよく見かけ、音楽の街であることを実感しました。中でも、ヨハン・セバスティアン・バッハが音楽監督を務めていた聖トーマス教会では、オルガン演奏やバッハの墓を見ることが出来ました。幼少期からピアノを習っていたこともあり、とても感慨深い場所でした。


また、ドイツへ実際に行き特に私が驚いたのは挨拶です。授業では「Guten Morgen」や「Hallo」「Tschüss」などと言った典型的なものをよく使用していたため、私はそのような挨拶しか知りませんでした。しかし、実際には「Hallo」の砕けた言い方である「Hallöchen」や、省略をして「Morgen」のみ、「Ciao, Ciao」というイタリア語のような挨拶も多くの人が使用していて驚きました。当たり前ですが、日本語と同様に教科書で習うドイツ語と実際に使用するドイツ語は少し異なるのだと実感しました。

挨拶の表現は今回の海外実習で最も驚いたことの一つですが、一番苦労したのは「Ruhezeit」でした。
これは静かにしなければいけない時間で、主に22時から7時が該当します。そのため、お風呂のシャワーの音やドライヤーの音もなるべく控えなければなりません。帰りが遅くなってしまった日などは、寮のルームメイト同士で「早くお風呂入らなきゃ」や「私5分で出るから」とみんなで22時までになんとかと試行錯誤したのが思い出深いです。
また、日曜日の朝も静かに過ごさなければならず、店も一部を除きほとんどが休みです。このようにドイツには仕事をせず休息を大切にする文化があります。そのため、ドイツでは日本よりゆっくりとした時間が流れる感覚を覚えました。
ライプチヒでは、先生や現地の日本語学科の学生をはじめ、多くのドイツ人と交流しましたが、ドイツで暮らす日本人と関わる機会も多くありました。互いの言語を学びたいドイツ人と日本人が集う交流会に参加した際には、交換留学中の方とお話をする機会がありました。また、日本人とドイツ人が集うコモンズのような場所であるDas japanische Hausを訪れた際には、ドイツ語で会話をしたり、ドイツ在住の日本の方々ともお話をする貴重な時間を過ごしました。ドイツ人から見た日本、また日本人から見たドイツに触れ、それぞれの良さと悪さを知りました。
これは静かにしなければいけない時間で、主に22時から7時が該当します。そのため、お風呂のシャワーの音やドライヤーの音もなるべく控えなければなりません。帰りが遅くなってしまった日などは、寮のルームメイト同士で「早くお風呂入らなきゃ」や「私5分で出るから」とみんなで22時までになんとかと試行錯誤したのが思い出深いです。
また、日曜日の朝も静かに過ごさなければならず、店も一部を除きほとんどが休みです。このようにドイツには仕事をせず休息を大切にする文化があります。そのため、ドイツでは日本よりゆっくりとした時間が流れる感覚を覚えました。
ライプチヒでは、先生や現地の日本語学科の学生をはじめ、多くのドイツ人と交流しましたが、ドイツで暮らす日本人と関わる機会も多くありました。互いの言語を学びたいドイツ人と日本人が集う交流会に参加した際には、交換留学中の方とお話をする機会がありました。また、日本人とドイツ人が集うコモンズのような場所であるDas japanische Hausを訪れた際には、ドイツ語で会話をしたり、ドイツ在住の日本の方々ともお話をする貴重な時間を過ごしました。ドイツ人から見た日本、また日本人から見たドイツに触れ、それぞれの良さと悪さを知りました。
ドイツで生活を送る中で楽しく充実した時間が多かったですが、聞き取れなくて分からなかったこと、また伝わらなくて悔しい思いをしたことも少なくはなかったです。その都度、「ドイツ語をより一層話せるようになりたい!」という思いが強くなりました。この経験を活かし、日本でのドイツ語学習に精進していきたいです。また、上達したドイツ語を使用して、今回関わったドイツ人の方々ともう一度お話し出来るのが楽しみです。