【理学部】教職支援講演会を開催しました

2024.01.24

2024年1月12日(金)16:45~18:15に万有館4階B405教室において、理学部教職支援講演会を実施しました。 今回は講師に京都府立桃山高等学校 校⻑の村田 勝彦 氏をお迎えし「教員に期待すること」というタイトルで講演いただきました。

初めに、本講演を通して考えてほしいこととして、「どんな先生に教えてもらいたいですか」と、問い掛けがありました。また、教育基本法、文部科学省、京都府のそれぞれが求める教師像について紹介と解説をされました。
次に周りに目を向け、統計資料を参照しながら、世界の中の日本の状況として、さまざまな課題を紹介され、今、社会に求められている人材についてのお話がありました。さらに、今の高校生の状況として、意識調査や学力調査の結果を紹介されました。そして、今求められている高校の在り方として、学習指導要領について、詳しく解説をしていただきました。
改めて「どんな先生に教えてもらいたいですか」について、生徒、保護者の調査結果を参照しながら、回答を分析されました。そして、本講演の演題である「教員に期待すること」について、「豊かな人間性・感性」と「高い授業力」を持ち、生徒に信頼され、受け入れられる教員であり続けるよう研鑽を継続することであると、まとめられました。

受講した学生たちは、教科指導力を高めるだけでなく、期待される教員になるために、今何をしていく必要があるのかを考える機会となりました。

※理学部数理科学科では、学生の数学教育の実力向上を目指して、数学教育コースを設けており、本講演への参加はその修了認定要件の一部にもなっています。

講演会の様子1
講演会の様子2
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