【国際関係学部】「国際キャリア開発リサーチA」カンボジア海外実習など全てのプログラムが終了しました!

2024.03.22

国際関係学部実践科目(秋学期・集中)「国際キャリア開発リサーチA(以下、国際CDR-A):カンボジア」(担当:吉川 敬介 准教授)では、カンボジアでの現地実習と成果報告のための事後授業を終え、全てのプログラムが終了しました。
国際CDR-Aは、将来海外で働くもしくは海外との交流を前提にキャリアを構築することを見据え、海外現場での体験を通じて、自主性、問題解決能力、情報発信能力、そして他者との協働に必要な調整力などの形成を図ることを目的としています。

今期は16人の国際関係学部生が本科目を受講し、事前授業を通じて、実習先カンボジアの歴史や政治・経済の現状、海外での実習における危機管理と諸対応について学び、現地での実習に向けた準備を進めてきました。
実習直前の1月31日(水)に行われた事前授業では、ゲスト講師としてFrangipani Rattans(フランジパニラタン)代表 森 千恵 氏、およびパンニャサストラ大学バタンバン校(PAÑÑĀSĀSTRA UNIVERSITY OF CAMBODIA, Battambang Campus)国際交流マネージャーの松岡 秀司 先生(オンライン)のお二人をお招きし、海外取引を通じたキャリア構築、そして海外就業を通じたキャリア構築についてお話を伺い、受講生は海外キャリアの形成におけるさまざまな問題への向き合い方について学びました。

その後、受講生は2月3日(土)〜18日(日)にかけての約2週間、株式会社スパイスアップアカデミア(代表:森山 たつを 氏)が実施するカンボジア(プノンペン)インターンシップ・プログラムに参加しました。この実習では、現地で行ったマーケティング調査の結果に基づき、PDCAサイクルを通じた商品開発を行い、実際に現地ローカルマーケットで開発した商品の販売に取り組みました。

帰国後の2月26日(月)には、事後授業として受講者全員による実習成果報告会を実施しました。本報告会では、カンボジアでの実習の具体的な研修内容(マーケティング調査、商品開発、実践販売)やそこで直面した問題とその解決方法について4チームから報告があり、全てのプログラムが終了しました。受講者は本科目を通して、海外、特に開発途上国におけるビジネスコミュニケーションをはじめ、国際的なキャリア形成に必要なことを多く学ぶことができたようです。
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