【国際関係学部】海外フィールド・リサーチ研修中!現地レポート(アリゾナ州立大学②)

2024.03.18

アメリカのアリゾナ州立大学で実施する海外FRプログラムについて、レポート第2弾です。
アリゾナ大学の海外FRプログラムに参加した学生は、3週間の研修を終え3月18日(日)に帰国しました。
参加学生がプログラムの後半を振り返りました。

(国際関係学部1年次 関野 愛華、濱口 陸斗)

アメリカのビジネスをテーマとしているアリゾナ大学のプログラムでは、企業訪問や企業家の方からお話を伺う機会が多くありました。私はグループごとの企業訪問でTrader Joe'sに行きました。Trader Joe'sは日本でいう食料品店のことです。スーパーとは違って値段は高くなるのかなと思いましたがリーズナブルで量も多く、学生にも人気で多くの学生で賑わっていました。ビジネス戦略としてTrader Joe'sでは毎週新しい商品を開発しています。私はTrader Joe'sを3回訪問したのですが、本当に毎回新しい商品が更新されていました。訪問時にバックヤードを案内してもらい、日本語で「改善」と書かれているのを見つけました!質問してみると、「トヨタ式カイゼン」とのこと。日本の会社のシステムがアリゾナでも浸透していることに驚きました。

アリゾナの海外FRのハイライトの一つは、Phoenix Suns(NBAチーム)訪問とゲーム観戦です。観戦前に、クラブ運営についてお話を伺いました。普段入ることが出来ないVIP用の部屋があるフロアを案内していただき、スタジアムに広告を出すにはどれくらいの費用がかかっているのか、いくら出せばVIPの部屋を使うことが可能なのかなど、スポーツビジネスについて学びました。
ゲーム観戦では、歓声、熱気、食べ物など本場の雰囲気を味わうことができました。日本と一番違うと感じたのは、手荷物の検査がとても厳しいことです。アメリカは銃社会であるため、銃犯罪が起こらないようにするために、クリアバッグに荷物を入れるかポケットに入る程度の持ち物しか持ち込めないようになっていました。また未開封の飲み物のみ持ち込めるなど、持ち込み可能物が厳しく制限されていました。
アリゾナ州立大学のプログラムでは3週間ホームスティをしました。毎日ホストファミリーが「今日の学校はどうだった?」などと聞いてくれたので、どのようにしたら伝わるのかを考えながら話すようにすると、すごく会話が増えました。新しい発見も多く、ホームスティだったから身についたものがたくさんあると感じます。ホストファミリーの家族形態はさまざまでしたが、参加者みんな素晴らしい経験ができました。
授業の合間を縫ってドジャーズ大谷選手のオープン戦も観戦しました!
Graduation Ceremonyではアリゾナ州立大学の先生方が私たちの卒業を盛大に祝ってくれました。特にビデオレターでは1日目から先生が撮ってくださっていた写真が繋がっていて、本当に感動しました。そして、一人一人に卒業証書が渡されて、卒業を実感しました!本当にアリゾナ州立大学の先生方には感謝しかありません。
この研修を通じて私は人生観が変わりました。どういうところが変わったかというと、まず全てに対してポジティブになりました。なにか失敗したとしてもこれは経験でこれからの人生にきっと役立つことなんだという、前向きな思考を持てるようになりました。元々海外の方と働きたいという希望はありましたが、その想いがもっと強くなりました。本当にこの研修プログラムに参加できてよかったです。
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