【外国語学部】「Freiburg海外実習で学んだこと」和田 優希乃さん

2024.05.24

約1カ月間の海外実習を終えて、フライブルクでの生活や授業を振り返り、学んだことや日本とは違う点について書く。
ドイツでは18歳から大人とみなされるため、全てのことに対して自立し、自己解決をすることが求められた。なにか問題が起こったとしても自ら誰かに助けを求めるか、専門とされるところに直接問い合わせに行かないといけなかった。日本では誰かが仲介してくれたりすることが多いが、ドイツでは仲介先や方法を教えてくれることはあっても引き受けてくれることは少ないそうだ。

授業の様子

フライブルク 教室
ドイツで授業を受けている中で一番驚きだったのが「自主性」を大切にするということだ。日本では授業を静かに受けるというのが一般的だと思う。それに「質問はありますか」と聞かれても、質問をする学生は少ないイメージである。しかしドイツでは質問や、わからないところがあればすぐに発言する。また自分の意見があれば全員に発信し、そこから小さな議論が始まることもある。その議論の終着点が「お互いの意見を尊重する」というところに行きつくのも、とても良い考え方である。

私が参加したのは語学コースであったため、ドイツ人は先生だけであった。さまざまな国からドイツ語を学びに来ている学生と同じ教室で授業を受けることはとても刺激的だった。クラスの誰かがドイツ語を理解できていないときに他の言葉に言い換えて教えてあげたり、ペアワークではテーマから飛躍してお互いの話を広げたり、お互いの話に興味をもって聞き課題に取り組んだり、苦手な分野はお互いに助け合ったりと一人で授業を受けているのではなく、クラスとして学習しているという意識を強く持つことができた。
コースによっては先生から「上のコース/下のコースの方があなたに合っているのではないか」と提案されることもあったそうだ。前述したように自立を大切にするので強制ではなくあくまでも提案で、その学生の意見が尊重された。また自らコースの変更を願い出ることも可能であり、それも尊重された。
私自身、授業内容に問題はなかったがsprechenが苦手だったので同じクラスの学生にはとても助けられた。私が伝えようとしていることをくみ取ってくれたり、わからない発音を教えてくれたり、ジェスチャーを単語にして教えてくれたり、やさしさに助けられた授業だった。

生活

フライブルク 図書館
私が参加した語学コースは午前中で授業が終わるものだった。
午後からは各々が自由に過ごしていた。昼食にはMensa(食堂)を利用する学生が多かった。Mensaは日本とは違い一般の人も利用できる。学生には学生割引が適応されるため、配布された学生証にチャージをして支払いをするシステムであった。また晴れている日は室内よりも屋外の席の方が人気であり、室内が空いているという状況をよく目にした。
大学の前には一面ガラス張りの図書館があり、ここで学生は勉強をしたり、グループで集まって会話をしながら課題をしたり、もちろん読書をすることもできた。右側と左側でエリアが分かれており、右側は会話が許されていて、左側は静かにする必要があった。図書館の1階にはカフェがあり、飲食スペースが完備されている。そこで昼食を取る学生もいれば、休憩にパンを買いに行く学生もいた。この図書館とカフェも同様で、一般の人も利用することができる。
私が滞在した3月はテスト期間であったため、いつもより利用者が多かったようだ。

海外実習を終えて

この1カ月間で異国の地で滞在することや異文化を受け入れることの難しさや大変さ、もちろん楽しさも学ぶことができた。日本の学生生活とは異なることが多く、毎日カルチャーショックを受けるような日々であったが、それは私にとってすべてが刺激的であり興味深いものであった。
1カ月という短い期間であったが、ぜひ皆さんに参加してもらいたいと思えるプログラムだった。貴重な1カ月を過ごすことができた。
フライブルクを離れるのはとても名残惜しかったが、フライブルクで出会った友達とまた再開できることを願って、さらにドイツ語を頑張ろうと決心した。
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