【外国語学部】ロシア語専攻のゼミにおいて、カザフスタンの大学とオンライン合同授業を行いました

2024.05.24

ヨーロッパ言語学科 ロシア語専攻の木寺 律子ゼミでは、2024年5月に、3回に分けてアビライ・カーン記念カザフ国際関係外国語大学(以下、カザフ外大)の日本語専攻と、オンラインによる合同授業を行いました。

昨年まではカザフスタンのアルマティと日本の時差は3時間でしたが、今年カザフスタン国内の時差がなくなったことで、日本とアルマティの時差は4時間に変わり、昨年の合同授業とは異なる授業を互いに組み合わせる必要が生じました。授業時間帯が重なっている時に合同授業を行うため、1回のオンライン授業は30分ずつの予定でしたが、互いにいろいろな質問をしあううちに、実際には毎回のように時間を大幅に延長することとなりました。

1回目はテン・ヴェニアミン先生のゼミ生も参加しての全体的な討議、2回目はカザフ外大の学生さんたちの日本語によるカザフ文学についての発表、3回目は本学の学生たちによるロシア語による日本文化についての発表でした。文学や文化に関する発表内容を元にして、日本やカザフスタンの生活習慣や日常にも話が及び、多くの意見交換がなされました。

2回目の合同授業、カザフ文学について
3回目の合同授業、武道について

本学の学生は毎回、教員と共に通常の授業教室からZoomに入りましたが、カザフ外大の学生さんたちは2回目は試験や行事などの都合もあり各自の自宅から参加、3回目はカザフ外大の教員が急用で参加できなかったため、学生のみでZoomに入りましたが、合同授業はスムーズに行われました。
様々な工夫を凝らして臨機応変な対応をしてくださったカザフ外大のエルジャン先生と学生さんたちには、この場を借りて深く御礼申し上げます。

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