【文化学部】中野ゼミで、インバウンド観光の企画コンテストを実施!!
2024.01.24
文化学部京都文化学科 中野 宏幸教授の「観光文化演習ⅠB(3年次生)」は、1月11日、「大阪・関西万博をきっかけとして、関西圏含めた国内各地に外国人観光客の方に継続的に来てもらうためにはどうしたらよいか」とのテーマの下、企画コンテストを行いました。このコンテストは、ゼミの5つのグループが発表し、ゲストとしてお招きした企業・行政の方々からコメントとアドバイスをいただくとともに、ゲストと中野教授の評価の集計によって、上位3グループの表彰を行うものです。

今回はゲストとして、JR西日本京滋支社の小杉 晋哉氏、日本航空京都支店の山本 めぐ美氏、関西エアポート地域連携部の花﨑 由季子氏、2025年日本国際博覧会協会の和田 佑介氏、国土交通省近畿運輸局観光部の小林 郁子氏と木村 政博氏に参加いただきました。
学生からは、インバウンド旅行者のニーズの変化・多様化の動向、MaaS(Mobility as a Service)やライドシェアの政策の動きなどを踏まえ、新たな観光のスタイルの提案がありました。第1位となったグループは、2024年3月の北陸新幹線延伸をきっかけに、敦賀に「今あるもの」を最大限生かし、営みを「楽しみ」に変えていくための取り組みとして、コミュニティバスや電動キックボードの強みを生かしながら、ガイド案内や体験・地域の名産品などをパッケージとして楽しめるツアーの開発、台湾の若い世代でのYouTube利用の多さなどを踏まえた広報・宣伝の工夫、これらをトータルとして進める地域の旗振り役としてのDMO(観光地域づくり法人)の活動の展開といった企画を発表しました。
学生からは、インバウンド旅行者のニーズの変化・多様化の動向、MaaS(Mobility as a Service)やライドシェアの政策の動きなどを踏まえ、新たな観光のスタイルの提案がありました。第1位となったグループは、2024年3月の北陸新幹線延伸をきっかけに、敦賀に「今あるもの」を最大限生かし、営みを「楽しみ」に変えていくための取り組みとして、コミュニティバスや電動キックボードの強みを生かしながら、ガイド案内や体験・地域の名産品などをパッケージとして楽しめるツアーの開発、台湾の若い世代でのYouTube利用の多さなどを踏まえた広報・宣伝の工夫、これらをトータルとして進める地域の旗振り役としてのDMO(観光地域づくり法人)の活動の展開といった企画を発表しました。

発表後、ゲストの方々からは、「グループごとに特色があり、それぞれのグループで現在の観光の動向や、政策の動向をよく研究した上で、さまざまな視点から検討されていた」「チームで議論を重ねて作り上げた発表で、甲乙つけがたい素晴らしいものであった」「これから社会に出て、自信を持って臨んでほしい」などのコメントをいただきました。また、本学の卒業生でもある和田氏と木村氏からは、大学の先輩として、大学での学びへのアドバイスもいただき、学生たちは熱心に耳を傾けていました。


学生からは、「社会人として働いている方からの目線でアドバイスをいただくことができ、とても有益だった」「ゲストのコメントから、説得力のあるプレゼンにはデータの利用が不可欠であるということを強く実感した」「コンテストでの経験や学びを卒業制作にも生かしていきたい」といった声が聞かれました。社会の動向や事象の変化を洞察しつつ、創造的な思考力を育んでいってほしいと思います。