【経済学部】「地域活性化フィールドワークII」政策提言を行いました

2024.03.29

経済学部で昨年度から開講されている「地域活性化フィールドワークII」は、岡山県赤磐市をフィールドに、同市の経済について学生自身が課題を発見・設定し、地域の方々の話を聞いたり実地に調査をしながら、経済学的思考に基づいて政策提言をする科目です。これまで、赤磐市の社会、経済についての理解を深めた上で「観光振興」及び「転入促進」にテーマを定め、現地調査などで様々な人々のお話を伺い、文献やデータを調べながら、政策提言案を練ってきました。
その締めくくりとして、まず学内報告会を12月27日(水)に、次いで現地発表会を2月1日(木)に開催しました。「観光振興」については、赤磐市の良さをもっと知ってもらい、同時に古着販売などを通じてSDGsについても学べるような「赤磐祭」の開催、そして地域振興のために住民の方々が主体的にユニークな取組みを進めている是里地域の事例を発展・横展開できるような「是里教室」、「是里プチ移住」などを提言しました。「転入促進」については、30代子育て世代を引きつけるために、子育て支援策の拡充、安価で良質な住宅を供給するために空き家買取り再販事業者との連携などを提言しました。
受講者たちは、経済学の理論やデータを使って、実際の地域の問題にアプローチすることを通じて、政策を考えることの難しさと面白さを体感していたようです。1年間、本科目の運営にご協力下さった赤磐市の皆様に厚く御礼申し上げます。
学内報告会
現地発表会
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