アントレプレナー演習科目で豊田通商(株)と連携、学生がビジネスプランを提案

2024.08.09

春学期の開講科目「アントレプレナーシップ演習A」では、豊田通商(株)と連携したPBL型の産学協働に取り組みました。

豊田通商株式会社より、台湾の代表的なバイクメーカーであるKYMCO(キムコ)の電動スクーターを6台提供いただき、チャージスポットをキャンパス内に設置。文系・理系あわせて20人の受講生が電動スクーターのシェアリングサービスの実証実験を行いました。

取り組みをスタートさせるために安全講習会を実施しました。学生が安全に運転するための学習はもちろん、電動スクーターの特徴や利便性を把握した上で社会実装に繋げるためのキックオフとなりました。
講義では、豊田通商株式会社の社員から、現在台湾で普及しているシェアリングサービスの現状や、日本国内での二輪スクーターの利用状況、法学部の中谷真憲教授から、関連するビジネスモデルやイノベーションの事例等について学び、3つのチームに分かれてビジネスプランの検討を進めました。
授業の他に、京都洛北の「貴船エリア」「里の駅 大原」でフィールドワークを行い、活動をPRするための撮影や、学生自身が思い描くビジネスプランの視察などにもKYMCOの電動スクーターを活用することができました。

最終授業では、ビジネスプランのプレゼンテーションを行い、豊田通商株式会社の社員から、学生目線の新しいプランに対して、高い評価を得ました。さらに、ビジネスが成り立つかどうかの観点からのフィードバックがあり、ブラッシュアップの機会となりました。

豊田通商株式会社とは引き続き、今回のプロジェクト(ビジネスプラン)を、実装に向けて継続していきます。

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  • 京都産業大学では、豊田通商株式会社(以下、豊田通商)と共同で、台湾の代表的なバイクメーカーである光陽工業股份有限公司(以下、KYMCO(キムコ))の電動スクーターを活用した、新しい移動サービスの実証実験を実施します
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