電動スクーターを活用したシェアリングで豊田通商と実証実験 アントレプレナー育成プログラムの演習科目を産学連携で推進
2024.05.15
京都産業大学は、アントレプレナー育成プログラムにおいて、豊田通商株式会社(以下、豊田通商)と共同で、台湾の代表的なバイクメーカーである光陽工業股份有限公司(以下、KYMCO(キムコ))の電動スクーターを活用した、新しい移動サービスの実証実験を実施します。ぜひ取材いただき、広くご紹介いただきますようお願い申し上げます。
【本件のポイント】
- アントレプレナー育成プログラムにおいては、履修科目6科目のうち、2年次以上を対象とした実践中心の演習科目を開講しており、民間企業等からの外部講師との自由なディスカッションを通じ、起業/起業家のバックグラウンドを知り、またその刺激のもとに自分たちでもアイディエーションを試行することに挑戦している。
- 今年度は豊田通商との連携による事業立案や社会実装も視野に入れ、外部講師となる同社の社員等と接しながら、電動スクーターのシェアリングサービスの実証実験を学生と共同で実施する。今回の取り組みを通じて学生は、世の中の課題やビジネスチャンスを捉える思考方法を取得するとともに、企業や地域社会の実際を知り、チームワークやリーダーシップ、スケジュール管理能力、プレゼンテーションの能力を身に付けることができると考えている。
- 今回取り組む実証実験は、電動スクーターの活用による地域や都市の交通課題解決を通じた持続可能な社会の実現を目標としている。また、最終到達地点としては、「新たな移動の価値創造により、人と街の未来づくりに貢献する」ことを目指している。
リリース日:2024-05-15
アントレプレナーシップ育成プログラム×豊田通商
電動スクーター設置に伴うお披露目およびJAFによる安全講習会の実施
日時 | 2024年5月18日(土)10時30分~12時30分(終了予定) |
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場所 | 10:00-11:15 安全講習会 京都産業大学 4号館4階 イノベーションHUB 11:20-12:30実技トレーニング 同大学 第1駐輪場 |
参加者 | 京都産業大学 アントレプレナーシップ演習A受講生 20名 JAF(講師) 2名・・・安全講習会 豊田通商 3名・・・実技トレーニング |
備考 | 雨天の場合は、実技トレーニングは延期とし翌週の5月25日(土) 9時30分~10時30分(終了予定)で実施します。 |
今後検討していく実証実験
- ドライブレコーダーや電池のモニタリング機能を活用し、社会実装に向けたサービスの改善点を特定する。
- 電動スクーターの利用データを収集し分析、利用者の傾向や利用パターン、環境への影響を評価、新たな移動価値創造に向けた改善策を検討する。
- 環境意識向上のためにイベントを企画し、人と街の未来づくりへの貢献を目指す。
キムコ製iONEXシリーズの電動スクーター
台湾では2018年から電動スクーターシェアリングのサービスが始まっており、約3,000カ所の充電網を構築して市民の足として定着している。また、iONEXスクーターは航続距離にも優れている。
- お問い合わせ先
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京都産業大学 広報部
〒603‐8555 京都市北区上賀茂本山
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