【外国語学部】ヨーロッパ言語学科フランス語専攻の卒業生がオンラインで授業に参加しました

2023.05.01

2023年4月18日の午前中、フランス語専攻卒業生の田中 千秋さんが専攻2年次生の必修科目「専攻フランス語(構造)III」(F1クラスとF2クラス)にオンラインで参加し、フランスの生活や社会について話してくださいました。田中さんは本学に在学中、交換留学で2年次生の秋から3年次生の夏までノルマンディ地方のカーン大学で学びました。

卒業後は、2年近くホテルで働いた後、この留学経験を生かして、現在はブルターニュ地方のレンヌでLicence proへの入学準備をしています。Licence proとはバカロレア大学入学資格などを経て2年間高等教育機関で勉強した人が入学でき、専門的で実際的な知識を1年間で得られるというお得な課程です。田中さんはブルターニュの大学では観光学を学ぶ予定です。

ネイティブばりの見事な発音で自己紹介をした後、フランスで今まさに問題となっている年金改革やそれに関わるストライキやデモの問題から、フランスの教育制度、日仏比較文化論、ご自身の留学の経験、レンヌでの生活や美味しいもの(クイニーアマンや蕎麦粉のクレープ!)に至るまで、さまざまなお話をしてくださいました。

学生たちはフランスで生活している卒業生の「生の声」に聞き入りました。7時間という時差にもかかわらず(日本の10時はフランスの早朝3時です!)、後輩たちのために時間を割いてくださり、ありがとうございました。学生の個別の質問にも丁寧に答えてくださり、本当に感謝しています。これからのご活躍をお祈りしています。

地図データ@2023 Google

在学生の感想

  • 実際にフランスへ行っている人の話を聞くことによってより具体的なフランスの情勢などを知ることができました。
  • フランスに留学している千秋さんの話を聞いて、フランスについて理解するにはただ言葉を学習するだけでなく政治情勢やフランス人の習慣、生活、文化なども知っておく必要があると感じました。
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