【文化学部】国際文化学科で「〈文化〉を語り合う夕べ」を開催しました!!

2023.12.04

11月20日(月)、関西圏で事業を展開されている企業と国際文化学科生が、対話をつうじて〈文化〉への理解を深める「〈文化〉を語り合う夕べ」を開催しました。
大阪石材工業株式会社様、京都ジョブパーク様、京福電気鉄道株式会社様、シミズ薬品株式会社様、株式会社千總様、株式会社福井製作所様、彌榮自動車株式会社様、ワタキューセイモア株式会社様(以上50音順)の8社にご協力いただきました。
本学からは共通教育推進機構の松尾智晶准教授によるコーディネートのもと、国際文化学科の久米裕子ゼミ(中国思想)、中田美絵ゼミ(唐代中国史、中央ユーラシア史)、梶原洋一ゼミ(西洋中世史、フランス史)から30名を超える学生と担当教員が参加しました。
 国際文化学科では、「文化を識れば、世界が見える。世界が変わる」をモットーに「文学」「思想」「歴史」「異文化理解」「ジェンダー」等をキーワードに世界の多様な〈文化〉を研究し学んでいます。国際文化学科の卒業生たちは、大学で学んだ〈文化〉に関する知識と教養を社会で大いに活かしています。イベントでは京都を中心に活躍されている企業様に対して、学生たちは日頃どのような〈文化〉を学んでいるかを語り、企業様は学生たちに対して、ご自身の事業が〈文化〉とどうかかわっているか、また自社文化をどう大切にされているかを語っていただき、双方、就職活動とは異なる視点で交流を深めました。
当日は3時間以上に渡り、〈文化〉をどう捉えるか、〈文化〉が私たちの生活とどう関わっているか、という点について、本学学生と企業様の間で闊達かつ親密なディスカッションの場が実現しました。
事後に実施したアンケートでは、「学生が学んでいることと自社事業に共通するところを感じた」「採用活動などとは違う形で学生の興味などを知る事ができ大変有意義だった」など企業様から多くの好意的な評価をいただきました。参加した学生も「企業と文化の関わりが知れただけでなく、自分たちが学部で普段学んでいることの意義を振り返ることができた」、「企業の方と面と向かって話せる機会は少なかったので、良い経験になった」など確かな気づきや手応えを感じ、まさに、「学生良し企業良しのイベント」(参加企業様コメント)となりました。
今回の企画は、学生にとって、日頃の自分たちの学びを言語化するとともに、学部の学びが社会とつながっていることを実感する良い機会となりました。国際文化学科では、今後も〈文化〉の価値と魅力を発信しつつ、その社会的意義をみつめなおし、「卒業後の人生全体を見据えたキャリア教育」を実践していきます。ご参加いただきました企業様に改めて深くお礼申し上げます。
松尾准教授のコーディネートのもと、イベントを実施しました
企業様と学生による意見交換の様子
企業様の発表に質問する学生たち
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