理学部の二間瀬教授が翻訳した物理学の教科書が出版
2022.02.09

2022年2月に、理学部の二間瀬敏史教授が翻訳した『ピーブルス先生の量子力学』(丸善出版)が出版されました。
《著書紹介》
2019年「物理的宇宙論における理論的発見」でノーベル物理学賞を受賞した理論宇宙論学者P. J. E. Peeblesが、プリンストン大学で20 年にわたり教えてきた量子力学の講義の内容をまとめたものです。物理学の歴史に従った量子力学の発端から、一般的な原理、測定理論の詳細まで懇切丁寧に解説。さらに充実した練習問題で、より量子力学の理解を深めることができる一冊です。
二間瀬教授のコメント
量子力学は21世紀の科学技術の基本となる物理学です。この本は、宇宙論の大家であるピーブルス先生が、20年にわたってプリンストン大学の学生におこなった講義に基づいています。具体的な例が多く、計算過程も丁寧でとても実用的な教科書ですので、ぜひ日本の学生にも読んでもらいたいと思っています。