現代社会学部 鈴木ゼミ 三条大橋チームは、2024年3月完了予定の三条大橋補修・修景事業にあわせ、三条大橋の魅力を広く発信するためのクラウドファンディングを企画しました。このプロジェクトは2022年8月1日から9月30日まで、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」でご支援を受け付けています。

私たち三条大橋チームはこれまで、ふるさと納税での御寄付を募集するポスターの制作やSNS（Twitter）での三条大橋の魅力発信に取り組んできました。しかし、これらは京都市外在住の観光客に向けた側面が強く、三条大橋周辺にお住まいの方への魅力発信が不十分という課題がありました。そこで今回、三条大橋周辺の小学校に通う児童約2,170人に、三条大橋の魅力を詰め込んだクリアファイルを配布するクラウドファンディング・プロジェクトを企画しました。

三条大橋は現在進行している補修・修景事業により、約50年ぶりに新しい木製高欄（京都市産　みやこ杣木（ヒノキ））へと替えられます。しかし、50年後に再び更新期を迎えた時には、木製高欄が継承されない懸念があります。その懸念を払拭するためにも、50年後を担う世代、特に現在の小学生には、三条大橋といえば木製高欄というイメージを強く持ってもらい、更新期が訪れた際には、木製高欄を継承するための行動を起こせるよう、今のうちから魅力を強く発信します。

木製高欄をはじめとする三条大橋の魅力や価値は、京都市内の名高い他の名勝に圧倒されてか、まだまだ周知されていません。その魅力や価値について、今回のクラウドファンディングを通じて一人でも多くの人に知ってもらいたいです。ご支援の返礼品には、京北にてアロマオイルを製造している「杉乃精」と協力し、新しい高欄に使われる京都市産ヒノキ（みやこ杣木）のアロマオイルやディフューザー等を用意しました。また、返礼品にはゼミ生たちがデザインしたラベルを貼って発送します。プロジェクトの目標金額は20万円、期間は2022年9月30日までです。皆様のご支援とご協力をよろしくお願いいたします。