文化学部専門教育科目「観光文化学PBL2^※」の受講生が12月14日に本学雄飛館のラーニングコモンズにて、長岡京市・宇治田原町のPRイベントを開催しました。今回のイベントを企画・実行したのは「京都府観光連盟クラス」の宇治田原町チーム8名と長岡京市チーム8名です。当日は同授業の課題提供機関である公益社団法人京都府観光連盟の後藤 英之氏にもご参加いただきました。

宇治田原町チームは「ハート」をテーマに「宇治田原町を訪れ、愛を深めよう！」というコンセプトのもと、現地の観光スポットやおすすめのカフェなどを巡るバスデートプランとドライブデートプランを提案しました。また、大学生の宇治田原町に対する認知度を高め、実際に宇治田原町を訪れる学生を増やすために、チームメンバーが出演する宇治田原町のPR動画を制作し、大学生の目線から見た宇治田原町の魅力について発信しました。

長岡京市チームは「学生におすすめの長岡京市グルメスポット」をテーマとしたプレゼンテーションを行いました。京都市から近く、交通アクセスも良い長岡京市ではありますが、学内で事前調査を行ったところ、長岡京市を訪れたことがあるという学生の数は多くありませんでした。そこで、まずは長岡京市の代表的な観光スポットや現在行われているイベント情報について紹介し、さらに現地の魅力的な飲食店について、チームメンバー自作のパンフレットをもとにPRを行いました。

イベント参加者からは「学生目線で観光地の紹介をしてくれて、わかりやすかった」「動画やパンフレットを自作していて感心した」などの声が聞かれました。今回のイベントの結果を踏まえた「観光文化学PBL２」の最終報告会は2023年1月に実施します。最終報告会に向け、授業もいよいよラストスパートとなりました。受講生たちのより一層の頑張りに期待しています。

※「観光文化学PBL2」とは、観光文化の分野において企業・団体から与えられた課題に対して、解決提案することを通じて、実社会において必要とされる能力を養う科目です。