2022年11月30日（水）、次世代研究者挑戦的研究プログラム「データサイエンスコース」を開催し、大学院生5名、学部生2名、合計7名が参加しました。
今回の講義は、「次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING)」の育成コンテンツ「文理共創プログラム」の一環として、情報理工学部　荻野 晃大准教授により、「プログラミング言語Rを用いた統計解析」と題して演習形式で行われました。
基本的な統計解析の概要の講義の後、受講者は各自のノートバソコンに、プログラミング言語Rをインストールし、実際に操作を経験しながら演習が進められました。
なお、プログラミング言語Rは、様々なOSで動作し、無料で容易に利用することが可能なソフトウェアです。
統計解析の基本や、統計ソフトウェアを使用しグラフへと可視化すること、また解析結果が信頼できるものかも留意することを学び、今後の研究を進めていく際の根拠となる研究データの分析方法及び信頼性を高める意識をもつきっかけとなりました。

本学は、科学技術振興機構（JST）が公募しました「次世代研究者挑戦的研究プログラム」に採択されました。

このプログラムは、博士後期課程学生による既存の枠組みにとらわれない自由で挑戦的・融合的な研究を支援するとともに、生活費相当額を支給することで学生が研究に専念できる環境を整備し、併せて優秀な博士後期課程学生を多様なキャリアパスで活躍できる博士人材へと導く事業です。

これを受けて、本学では、「トランスファラブルスキルを身に付けた科学技術を牽引するリーダーの育成」を目指し、選抜した優秀な博士後期課程学生へ様々なキャリアパス支援に向けた取り組みを行っていきます。