外国語学部ヨーロッパ言語学科ドイツ語専攻の学生がプロボクサーのデビュー戦で勝利しました!

2022.01.25

2021年12月12日(日)12時から堺市産業復興センターで行われた試合は、京都産業大学外国語学部ヨーロッパ言語学科ドイツ語専攻3年次生の池田 拓輝(いけだ ひろき)さん(フュチュール)のプロボクサーとしてのデビュー戦でした。その結果は、見事、池田 拓輝さんは「3ラウンド2分10秒TKO勝利」でデビューを飾りました。
ドイツ語とボクシングの「二足の草鞋(わらじ)」を履いて、「文武両道」の道をまっしぐらに突き進んでいる池田さんは、まさに京都産業大学の学歌に歌われている通り、「鋼鉄(はがね)なす 身体を錬(きた)え」つつ、ドイツ語を通じて「新珠(あらたま)の 真理を窮(きわ)め」ようと日々精進を続けていると言えるでしょう。

ドイツ語も、ボクシングも今後のさらなる精進とますますの活躍を心から願っています。

池田 拓輝さんからのひとこと

僕がボクシングに出合ったのは2020年の夏頃で、大学2年次生の時です。高校まで、ラグビーをしていましたが、大学ではスポーツをやめていました。しかしスポーツをまたやりたいと思い、前から少し興味があったボクシングをフィットネスとして始めました。1ヶ月くらい続けたときに「やるなら本気で打ち込みたい」と思い、プロを目指してみたいと考えるようになりました。2021年の3月にプロテストに合格しましたが、コロナの関係でなかなか試合ができませんでした。そのため、今回の試合前は、恐怖よりも練習した成果が出せるワクワク感の方が大きかったです。
大学でのドイツ語の勉強とボクシングの両立は簡単なものではないと感じました。練習は夕方から始まるのですが、午前中はもちろん授業があります。授業は受けるだけではなく、課題もあるので、練習後に課題をやっていました。また、課題がない時でも、新しく学び始めた言語の授業なので、予習と復習は必須です。それも練習後にしなければなりません。練習が休みの日も、僕はアルバイトをしているので、正直全部投げ出したいと感じる時も沢山ありました。しかし、全部自分が始めたことだと自分に喝を入れて頑張りました。授業外でも、僕はドイツ語検定を受けたかったので、試合1週間前に受験しました。格闘技には減量がつきものなので、正直テスト当日はふらふらでした。結果として、ドイツ語検定にも合格することが出来、試合にも勝利したので頑張って良かったと感じました。
これからの目標は、ボクシングでは1試合1試合しっかり勝利していくことです。現在3年次生なので就活も始まりますが、勉学でも自分のやれることをやり、昨日の自分よりも成長している人間になっていきたいです。

池田 拓輝さんは、1年次生の時に「ドイツ語海外実習」にも参加しています。

その時の体験をまとめてくれたものは、外国語学部 ヨーロッパ言語学科 ドイツ語専攻のページの「ドイツ語専攻 留学海外実習」にあります。
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