理学部で公開授業・ワークショップを実施しました!

2021.11.24

11月19日(金)、2021(令和3)年度 理学部FD活動の一つとして、公開授業並びに授業に関してのワークショップを行いました。今回、公開授業の対象となったのは、岩下靖孝准教授が担当する「物理学演習I」で、理学部教職員が対面やオンラインを通して見学する中、授業が始まりました。

スライドやビデオを用いた前回の復習と課題の講評に続き、配られた課題を元に学生たちはベクトル解析の演習問題に取り組みました。教員や大学院生のTA(ティーチング・アシスタント)が巡回する中、教員に質問する学生や、友達同士で検討しながら課題に取り組む学生などが見られ、対面授業の良さを存分に生かした授業が行われました。
「物理学演習Ⅰ」対面授業の様子
学生からの質問に対応するTA

授業終了後、岩下准教授を囲み、授業についてのワークショップを行いました。理学部のワークショップの特徴は、教職員だけではなく学生も参加し、授業についての意見を発言できる点にあります。これは、授業に受け身にならず、堂々と発言できる学生を育てたいという意識のもと伝統的に行われている取り組みです。学生からは「課題として、授業や課題での疑問点を書くように求められる。これがとても有効です」や「課題返却時の教員のコメントが役に立っています」と言った意見が出されました。ワークショップに参加した教職員からは、授業録画に関する質問や、ベクトル解析の演習での物理との繋げ方に関する質問のほか、「わからないところを書きましょう」という課題の出し方を自分も取り入れたいという意見があり、互いに良い刺激を受けました。

教員からの質問に回答する岩下准教授
授業について意見を述べる学生
京都産業大学理学部は、学生のより良い学びのために、これからも公開授業をはじめとするFD活動を積極的に行っていきます。
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