経済学部 関田・松尾・八塩の3ゼミ生(3年次生)「第16回京都から発信する政策研究交流大会」に参加

2021.01.07

大学コンソーシアム京都が主催する「第16回京都から発信する政策研究交流大会」が開催されました。この大会は、大学コンソーシアム京都加盟校の学生が様々な社会問題について研究発表を行い、それを通じて交流を深めることを目的とします。参加チームは論文を執筆し、審査に合格したチームが2020年12月20日に実施された本大会でプレゼンを行いました。プレゼンは新型コロナウイルス感染防止のためオンラインで実施されました。
経済学部からは、関田・松尾・八塩の3ゼミが参加しました。10チームに分かれて論文を執筆し、本大会では6チームがプレゼンを行いました。扱ったテーマはいずれも身近なテーマが中心です。本大会当日は、チームごとに大学の教室に集まり、オンラインでのプレゼンに臨みました。
10月までゼミがオンラインで行われるなど、例年とは異なる雰囲気の中で力を合わせて論文を執筆し、多くの聴衆の前でプレゼンを行い、審査員と質疑応答を行う、という貴重な経験を積むことができました。各チームの論文テーマは以下の通りです。

関田ゼミ
「屋外広告物に関しての政策提言」
「丹後ちりめんの広告戦略」
「京野菜における問題解決」
「防災意識を高める為に -ゲームから学ぶ災害-」
「京丹後市活性化について」

松尾ゼミ
「生ごみの削減についての取り組みについて」
「キャッシュレス先進国の現状と日本への示唆」

八塩ゼミ
「京都市におけるシェアサイクルについて」
「京都ソリデールの事業拡大 -ひとり親世帯の貧困解決に向けて-」
「京都市バスの大学生利用促進」

参加学生からは以下のようなコメントが寄せられました。

参加学生の声

  • 2年次の秋学期から大会の準備を始め、ある程度の方向性が完成し、3年次で調査や論文作成を進めていこうという時にコロナの問題が発生したのでかなり大変でした。しかし、そのような状況でも本番で発表できて本当に良かったですし、この大会を通じて地道な努力が大切であることをより実感しました。
  • 大会での発表を目的とした論文執筆は初めてのことで勝手が違う部分もあり、戸惑いがありました。加えて複数人での論文執筆も経験がなかったので最初はやり辛く感じました。しかし、論文内容の話し合いができる人が身近にいるのは心強く感じましたし、一人で論文を書くこととは違った達成感や楽しさがあり、良い経験になったと思います。
  • 初めは進捗がとても遅く、正直上手く論文が書けるか心配で焦っていました。その遅れを取り戻そうと授業時間外にも何度も集まり論文作成を進めていきました。本番では残念ながら賞は頂けなかったですが、論文についてしっかり発表できたと思います。この大会を通じてプレゼン力はもちろん協同性や課題解決力などを身につけることができたと思います。
  • この大会を通じて得られたことは、調べる能力と文章を書く能力です。どちらも私は苦手でしたが、論文を書いていく上で、分からないことを分からないままにしておくのではなく、すぐに調べメモをすることが重要だと気づきました。これは、就活をしていく上で必要なことだと思うので、自分の強みにもなると思いました。ただ、大会本番に備えての質疑応答の練習をしっかりとできていなかったのが問題だったと思います。大会の時に指摘された問題点を一から考え直し、より良い論文に仕上げていきたいです。
  • 大会の準備では、聞き手に伝わりやすくするために内容やイメージ図を工夫しました。しかし大会本番では一時パワーポイントが固まってしまい、完全な状態の発表ができなかった点が心残りです。しかし、今回の大会を通してチームで一丸となって取り組むことの重要性を改めて学べたと思います。
  • 今回の大会では準備段階のほとんどを、自宅からのオンラインで進めていきました。コロナ禍で大会がどうなるか不安になったり、対面で出来ない不便さも感じました。しかし、グループで協力し合い、納得のいく政策提言が出来たと思います。この大会を通して地域の問題に目を向け、考えるとても良い機会になりました。
  • 対面ではないからこそ、作業進捗や意見交換で滞り等々あり、グループをまとめる立場上、どうすれば滞りなく進行できるか?と試行錯誤の毎日でしたが、それを理由に妥協はしませんでした。例年と違ったからこそ今年しか経験できなかったことでもあり、根気強く、臨機応変に対応できる力をこの活動から得られたと思います。
  • 授業以外で大きな発表会に参加したことがなかったので、難しく感じました。他校の発表を見たり質問を受けたりといい経験ができました。自分たちの発表の足りない部分が見つかり、刺激を受けました。
  • 他の大学の発表のクオリティーの高さや研究方法で新たな発見があり、とても刺激になった。
  • 初めて自分たちで本格的に政策を考えて論文をまとめ発表を行い、難しくて大変なことも多かったけど、とてもやりがいを感じました。
  • 今回はオンライン開催だったので、他大学との交流などはあまりなかったが、各大学の研究や様々な知見を得るとても良い機会だったと思った。大変だったが、自分たちの発表も貴重な体験になったと感じた。
  • オンラインで進めづらい点もあったが、チームで協力して論文を完成させ、納得のいく発表ができたと思う。
  • チームで政策を考えて提案する機会はなかなかなかったので、良い経験になりました。いろんなテーマで様々な政策案が聞けておもしろかったです。
  • 論文のつめ方や図の使い方をもう少し工夫すべきだった。もう少し学生らしい独特な案を提案すべきだった。
  • 周りのチームに圧倒された部分もあったが、とても勉強になる大会になりました。大きなプレゼン自体初めてだったので、就活にも役立つと思った。
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