伊吹ゼミが昆虫食セミナーを開催!講師はマネジメント研究科の大学院生

2021.08.05

2021年7月23日に、伊吹ゼミ2年生ゼミがセミナーを開催しました。テーマは「昆虫食」です。講師は本学大学院マネジメント研究科の修士課程1年生の陳サンさん。陳さんは昆虫食を含めたサステナブル・ビジネスについて研究しています。

セミナーでは、昆虫食の由来と歴史、昆虫食の転機、昆虫食を含めた代替肉市場の動き、昆虫食の利点、昆虫食ビジネスの現状と課題について、陳さんが魅力的な資料を使ってわかりやすく解説されました。それを受けて、伊吹ゼミの学生から、「代替肉、培養肉、植物食で様々なものがあるが、その中での昆虫食の強みは?」「コオロギ50匹分といった表示がされているが、数字は必要なの?」「日本では昆虫食の自動販売機にはどのようなものがあるの?」「その価格は?」と、次々と深く切り込む質問が飛び出し、陳さんと議論しました。

今年の春に無印良品の「コオロギせんべい」が発売され話題になりました。それ以後、日本でも昆虫食が少し知られるようになりましたが、世界の食料安全保障という観点からの意義など、まだ十分に認知されているわけではありません。そこで、今年度の伊吹ゼミ2年生は、昆虫食への関心を高めてもらえるような企画として、12月に「昆虫食カフェ」を開催するそうです。どんなカフェになるのか、今からとても楽しみです。

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