イタリア語専攻卒業生の石本 育美(旧姓 菊田)さんが内田ゼミにゲストスピーカーとして参加しました

2020.11.06

2020年10月12日(月)4時限、イタリア語専攻の内田 健一 准教授が担当するヨーロッパ言語研究演習(ゼミ)に、卒業生の石本 育美(旧姓 菊田)さんがゲストスピーカーとして参加しました。
2010年に卒業した石本さんは、卒業生からのメッセージにもあるように、航空会社の客室乗務員として活躍していましたが、新型コロナウイルスの影響で休職することになりました。近いうちに復職することを目指していますが、それまでの間も立ち止まることなく、「より自分らしく、より魅力的に」をモットーにエアライン関係者と社会を繋ぐコミュニティサイトを立ち上げました。
授業では、社会人になることに期待と不安を抱く3、4年次の学生たちに、語学を活かして仕事をすることの魅力、そして自ら動いて学び続けることの大切さを、様々なエピソードを交えながら刺激的に語ってくれました。そして、この授業のテーマであるイタリアの世界遺産についても、客室乗務員だからこそできた貴重な経験の数々を紹介してくれました。
今後も石本さんには、後輩たちに熱いメッセージを送ってくれることを期待しています!

石本さんからのメッセージ

このような機会をいただき、ありがとうございました。
数ヶ月前には全く想像していませんでしたが、エアライン業界も大変厳しい状況となっています。学生の皆さんは、この状況での生活や就職活動に不安を感じているのではないでしょうか。私自身、これから生きていくために、どのように時間を使い、行動するべきか、とても考えさせられています。
今回は、私がこれまで語学やその他のスキルに、どのように必死に取り組んできたかをお話ししました。学生時代に学んだことや努力したことは、社会人になってから必ず役立ちます。時間がある学生のうちにやるべきことを、しっかりと自分で考え、行動化することが大切です。残りの学生生活を有意義に過ごしてもらいたいと思います。

「年齢とチャンスはいつの間にか目の前を通り過ぎて行く」

最近、ある方からいただいた言葉です。自分で判断して選んだ道を、とにかく一生懸命に進んでみる。皆さんには、まだまだチャンスが満ち溢れています!

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