「京都文化いろはかるた」が完成。京都文化学科 下出 祐太郎ゼミ4年次生が取り組みました。

2019.12.27

京都文化学科下出祐太郎ゼミ4年次生18人が文言を作った、京都文化を題材としたいろはかるたがこのほど完成しました。
「京都文化いろはかるた」は、本学法学部 山田 啓二 教授が会長を務める京都文化創生会の女性部会(委員長:西山 まり子氏)が企画したもので、小学生高学年向けに京都がはぐくんできた京都の文化を次代に伝えるために発案されました。
下出ゼミ生たちは、京都の祭りや京ことば、慣習や伝統行事などのテーマに分かれて取り組みました。
例えば、新年を祝う和菓子であるはなびら餅をテーマとした、
『はなびらの 餅で祝う 新玉(あらたま)の年』
など、季節を彩ることがらがうたわれています。
このほど、よしのぶ もとこ氏の作画を得て完成したかるたが、令和元年12月27日の授業でゼミ生に手渡されました。
ゼミ生のリ ジュンケツさん(京都文化学科・4年次)は、「留学生として京都文化と接触する良い機会となった。かるた作りをすることにより、今まで知らなかった京都文化を知ることができた。」と語りました。また、小野 萌絵さん(京都文化学科・4年次)は、「京都の季節の文化を知るきっかけとなった。ものとして残ったことにより達成感があり、とてもうれしく思う。」と、それぞれ感想を述べました。
下出 教授は、「卒業レポート作成もあるなか、ゼミ生はよく頑張ってくれました。私たちの学びが、社会にいかに汎用性をもって展開できるかを実感してくれたのではないでしょうか。」と笑顔で語りました。
学生たちが作ったいろはかるたは、令和2年2月8日に嵯峨嵐山文華館で開催される「令和第1回 京都文化ちびっこかるた大会」で使用されることが決まっています。
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