理学部にてアクチュアリー特別講演会を開催しました

2019.12.24

11月27日(水)にアクチュアリー(※)特別講演会を開催しました。アクチュアリーとして活躍しておられる日本生命の南嘉博氏とアクサ生命の谷田篤史氏のお二人をお招きし、アクチュアリーの仕事内容等について詳しいお話を伺いました。

※アクチュアリーとは保険や年金、金融などの多彩なフィールドで活躍する数理業務のプロフェッショナルです。(日本アクチュアリー会ホームページより)

南氏の講演は、アクチュアリーとは何か、どんな仕事をするのか、どうやったらなれるのか、といったアクチュアリーについての基本情報や、年金数理人の仕事についてのお話でした。日本生命で働くアクチュアリーたちの生の声もお聞かせくださり、アクチュアリーの現場を垣間見させてくれる非常に興味深い内容でした。

谷田氏の講演は、生保アクチュアリーの仕事について、外資系ならではの国際的な視点が随所に盛り込まれた内容で、世界の潮流の一端を感じることの出来るものでした。数学的な内容も織り込まれ、数理科学科の教員・学生の好奇心がくすぐられるお話でした。

講演後には、南・谷田両氏による対談形式の質疑応答の時間を設け、多くの質問に対してお二人から多角的な回答が得られ、大変面白い時間となりました。

講演者のお二人から、数理リテラシーを持っていることはいろんな場面において強みになる、というメッセージを頂きました。学生が意欲的に数学に取り組み、自身の将来の希望へと繋げていくことを願っています。(数理科学科リスク管理教育プロジェクト)

(本講演会は、京都産業大学2019年度教育プログラム支援制度の助成を受けています。)

講演会の様子1
講演会の様子2
講演会の様子3
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