令和5年度 秋学期 公開授業&ワークショップ 実施報告

実施日時・場所・参加人数

(1)公開授業とワークショップ

  1. 公開授業:
    • 科目:「地球惑星科学概論」
    • 担当教員:佐川 英夫 教授
    • 実施日時/場所:天地館3階T303教室
    • 参加人数:15名(教職員13名、事務職員2名)
  2. ワークショップ:
    • 参加人数:約30名(教職員13名、事務職員2名、学生は出入りあり)
    • ワークショップでの意見交換内容:
      2023(令和5)年10月20日2時限目、理学部のFD活動の一環として、理学部 宇宙物理・気象学科所属の佐川 英夫 教授による「地球惑星科学概論」の公開授業を実施した。授業は、Teamsでも配信するハイブリッド授業で行い、会場・オンラインで合計15名(うち対面11名)の教職員が参加した。 授業では、最初に前回の復習(地震波の伝播とデータの最小自乗フィッティングについて)が軽く行なわれた。その後は、地球大気の鉛直構造について、とくに大気圧の静水圧平衡をテーマとして、気圧と地表高度の関係をあらわす微分方程式にいたる過程を丁寧に解説していた。とくに、授業途中に各自のスマートホンを活用して気圧を学生自身に測定させるなど、参加型の授業をおこなっており、学生たちの興味を高める講義内容であった。 授業終了後、昼休みの時間を利用して、授業についてのワークショップを行った。理学部の公開授業では、学生もワークショップに参加できる。参加学生からは「授業が丁寧でわかりやすい」、「面白い内容で眠くなったりしない」といった意見が出された。また、着任後年数の浅い教員からも様々な感想やコメントがあり、教員のFD活動として授業改善にも役立つことが期待される。京都産業大学理学部では、今後もFD活動を通して、学生と一体となって授業改善に取り組んでいく。

(3)その他研修会等

入学前教育プログラム報告会
(講師:SATT株式会社 川邉 忍 氏)

  • 概要:例年実施している本学部の入学前教育プログラムに関して、講演者から結果についての概要と傾向について報告をいただいた。サンプル数が少ないため、各種入試制度による根本的な違いがあるのかどうか明確な答えは出ないが、引き続き注視してゆく必要があると状況の共有ができた。
  • 実施日:6月21日(水)
  • 参加人数:34名(理学部教員32名、理学部事務室職員2名)

アントレプレナーシップに関する研修会
(講師:有限会社パザパコーポレーション代表取締役 河野 周啓 氏)

  • 概要:アントレプレナーシップについて、社会を取り巻く状況や本学の学生の様子について、講演者の経験をもとにご紹介いただいた。理学部学生についても、今後、アントレプレナー教育が重要になることを鑑み、社会の状況を共有した。
  • 実施日:9月20日(水)
  • 参加人数:33名(理学部教員31名、理学部事務室職員2名)
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