教員紹介須永 恵美子
プロフィール
大学時代、長期休みになるとリュック一つで海外に出かけるバックパッカーでした。授業で習った外国語のフレーズが旅先で通じると嬉しくて、帰国後はまた別の言語を学び、アルバイトをしながら旅行の計画を立てる日々でした。山ほど失敗もしましたが、全てが今の私の糧になっています。
今度は皆さんがたくさんの人と文化に出会い、その新鮮な驚きや感動を私にも分けてください。
研究テーマ・内容
デジタルヒューマニティーズ
人文学にデジタル技術を掛け合わせた「デジタルヒューマニティーズ」を担当しています。元々はイスラーム世界の書籍や出版業界を研究していて、今でもフィールド調査に出たり本を読むのが大好きです。
現在は、文化学部の学生の皆さんが、それぞれの研究関心にどのようにデジタル技術を取り入れていけるのかといった、デジタルヒューマニティーズを活用した大学教育のあり方にも関心があります。
担当科目
入門セミナー、デジタルアーカイブ論、国際文化基礎演習A・B、デジタル表現実習A、デジタル資料分析論、デジタルアーカイブ実習、テキスト情報処理実習
ゼミ活動テーマ
【デジタルアーカイブ論】
図書館や博物館、美術館の資料をパソコン上で閲覧できる「デジタルアーカイブ」についての授業を担当しています。世界の文化を知るために、デジタルアーカイブを活用すると「現地に行く前の予習」がたっぷりとできます。デジタル資料をレポートや卒論で引用するための技術や著作権についても学んでいます。
学生へのメッセージ
本を読むのは好き、パソコンはちょっと苦手・・・そんな方はいませんか? デジタルと言っても難しいプログラミングの知識や計算は必要ありません(私は数学が苦手でした)。むしろ、パソコンを助手のように味方につけて、一緒に本を読んでいく感覚です。皆さんの頭の中に広がる想像力を、いろいろな手法で出力するためのお手伝いをいたします。