平成28年度 学部授業・カリキュラム改善に向けた「重点テーマ」

重点テーマ・目的・期待する効果等

(1)テーマ

アクティブな学びに向けて

(2)目的

新しく完成したサギタリウス館のAL仕様教室には、複数のモニターやホワイトボードが備えられており、ボードや画面を共有しながらグループ活動を行えるようになっている。この教室を活用して、学生が個々にICT機器を持ち込むBYOD(Bring Your Own Device)による教育を始めとするアクティブ・ラーニング型授業を推進する。また、AL仕様教室に限らず、一般教室での授業においてもアクティブ・ラーニング型授業の実践を目指して全教員で取り組んでいく。

(3)期待する効果

アクティブ・ラーニングを推進することにより様々な効果が期待できる。まずは、自ら学ぶ力が養成される。これは、卒業後、目まぐるしく変化し、知識や技術の陳腐化がますます激しくなっていくことが予測されている社会において必要となるものである。また、プレゼンテーション能力、コミュニケーション能力、協調的問題解決力の向上も図れる。特にAL仕様教室では、ICT機器を活用したこれらの能力の養成が可能である。これは、情報を発信することや他者と協働して課題を解決していくことがますます要求される社会において必要になってくるものである。このような能力を身につけることにより、学生たちは、卒業後、一段とグローバル化する社会において外国語学部で身につけた語学力も活かしながら、自ら課題を解決する力を身につけることができる。このようにして、外国語学部は、本学の建学の精神にも謳われている将来の社会を担って立つ人材を育成していきたい。
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