京都文化学科カリキュラム

 
1年次

文化を専門的に学ぶための基礎を育む

導入教育

京都文化の捉え方や概論、調査方法など、京都文化の専門性を高めるための土台となる基礎力を育みます。学内での座学と学外でのフィールドワークに取り組むことにより、文化への理解を深めます。

京都文化論

京都文化を多角的に考察し特質と奥深さを学ぶ

京都文化学科の教員が自らの専門性に基づいた授業をリレー方式で行うことで、文化の見方や文化資料の扱い方の豊富さに触れることができます。京都文化の理解を深めるための入門科目です。

京都文化フィールド演習

日本・京都文化の真髄を実地で学び 魅力を発信できる人へ

京都の伝統行事や宗教神事の運営・参加、職人の工房・地場産業における現地実習、また社寺、遺跡などへの実地踏査を行い ます。日本・京都文化の真髄に触れ、自分の言葉で発信できる人を目指します。

1年次秋学期に2つのコースに分属

 

京都文化の学びを具体的・
専門的に深める

専門領域の研究に
取り組む

京都文化コース・観光文化コース・英語コミュニケーションコース

2・3年次の学びの概要

1年次秋学期から3つのコースのいずれかに別れて学びを進めます。2・3年次では専門性の深い講義科目での京都文化に関する知識の獲得に加えて、「基礎演習」・「演習Ⅰ」によって、専門研究の手法やプレゼンテーション能力、コミュニケーション能力を養成します。

講義科目

観光文化町づくり論

文化や観光とまちづくりの相互関係について、京都市の都市文化、産業、大学、景観など様々な「まちづくり」に関する政策を題材にします。論理的分析力と個々のものを総合化する力を養成します。

おもてなし文化論

洗練された京都のおもてなし。「相手への気配り」の精神にみちたおもてなしの真髄 を、第一線で活躍する老舗旅館、料理屋の女将、ホテル業界の方々をゲスト講師に 招いて学びます。

英語で京都文化

京都文化を英語で学び、英語で発信する科目です。多彩なテーマの中から自分の興味 ある分野を選択し、京都文化への理解を深めながら、英語で京都文化の魅力を発信する方法を学びます。

演習科目

基礎演習…京都文化基礎演習・観光文化基礎演習・異文化コミュニケーション基礎演習

演習Ⅰ…京都文化演習Ⅰ・観光文化演習Ⅰ・異文化コミュニケーション演習Ⅰ

京都の歴史や伝統行事、ものづくりなど、多角的な視点から文化を捉え、 フィールドワークを実施。実地で実践を積むト レーニングを行います。

異文化コミュニケーション基礎演習・演習Ⅰでは、国内外のより専門性の高い文化を英語で学び、国内外に発信する方法を身につけます。留学も奨励しており、帰国後は留学で得た学びをもとに、振り返りや事後報告なども行います。


 
4年次

4年間の学びを締めくくる

京都文化コース・観光文化コース・英語コミュニケーションコース

4年次の学びの概要

身につけた専門知識や論理的思考力をもとに卒業論文を完成させ、大学で学んだ京都文化学を卒業後も社会課 題解決に活かし、また日本国内に限らず世界に向けて発信できる人材の育成を目指します。

卒業研究テーマ(例)

  • 花街の発展と保存意義—京都島原を例に
  • 雲ヶ畑の松上げとその成立
  • 『 方丈記』と虚構
  • 稲荷信仰と狐の関係について
  • 幕末期の日本文化に対する西洋人の関心 など
  • 日本アニメの英語字幕からみる異文化理解
  • 日本の英語翻訳・通訳事情
  • 接客業における非言語コミュニケーション
  • 外国人にやさしいワークスタイルの比較
  • 食育の日米比較 など
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