国際文化学科カリキュラム

 
1年次

文化を専門的に学ぶための基礎を育む

導入教育

さまざまな入門科目を通して、文化を学ぶために必要な基礎力を身につけます。また、英語などの外国語や情報処理を学びます。

文化学概論

世界の多様な文化を学び グローバルな視野を身につける

世界の多様な文化を理解するための入門科目。文化研究の基礎 を学びます。歴史、文学・芸術と社会の関係、文化と自然・人間・ 宗教との関係などのテーマを扱います。

入門セミナー

教員とのコミュニケーションを深め学部の学びをスムーズにスタート

学部の環境にスムーズに適応できるようにデザインされた授業で受講生同士、受講生と教員との信頼関係を構築します。その中で、初歩的な文化研究に取り組みます。

2年次春学期に2つのコースに分属

 
2年次

学問的研究の手法を身につける

3年次

専門領域の研究に取り組む

総合文化コース(歴史、思想、文学・芸術)

2・3年次の学びの概要

歴史、思想、文学・芸術をテーマに取り上げ、専門的な研究に 取り組みます。資料の読解を通じ、ディスカッションやレポート作成なども行い、文化への深い理解を目指します。

音楽文化論

西洋の古典音楽の歴史を学びます。キリスト教が日本に伝わった16世紀に、戦国時代の武将も実際に聴いた西洋楽器の音楽について、CDやDVDを鑑賞したり、実演を交えながら異文化を体験する科目です。

英語文学特論

20世紀以降の世界文学に影響を与えたアメリカの代表的な文学作品を取り上げ、テーマや技巧について考察を深めることを目指します。歴史的・文化的背景を学び、作品を批評する視点と方法を身につけます。

地域文化コース(アジア、アメリカ、ヨーロッパ)

2・3年次の学びの概要

世界各地の多様な文化を取り上げ、専門的な研究に取り組みます。ディスカッションや実践的な学びも踏まえながら、異文化への理解を促します。

西洋思想

従来の教科書的な「哲学史」を破って、哲学以前ともいうべきヨー ロッパ思想の源流を探究。ギリシャの思想家の考え方や現代的意義を考察し、そこから現代のヨーロッパ思想の特色を考えます。

アジア文化特論

中国の文化の根底について学びます。中国の伝統文化に関する知識を習得し、中国の伝統文化と現代の中国と日本との関わりを知ることを目指します。偏見や先入観、断片的な情報に踊らされない、確かな見方を身につけます。

演習科目

国際文化基礎演習

資料の収集・読解・分析能力と、情報の発信・表現力などを養います。また、2年次の学びのまとめとして、レポートの作成も行います。

異文化コミュニケーション基礎演習

京都文化や外国文化をテーマに英語でディスカッションに取り組みます。自分には無い新しい視点や発見もあり、文化を英語で発信する力を磨くとともに文化の視野を広げます。

国際文化演習

学生それぞれの関心に応じて研究テーマを設定。担当教員の丁寧な指導のもと、4年間の学びの総仕上げとして卒業論文の完成を目指します。

異文化コミュニケーション演習

国内外のより専門性の高い文化を英語で学び国内外に発信する力を身につけます。
留学も奨励しており、帰国後は留学で得た学びとともに、振り返りや事後報告を行います。

 
4年次

4年間の学びを締めくくる

4年次の学びの概要

これまでの学びを通して身につけた専門知識を活かし、 専門テーマの研究に本格的に取り組みます。4年間の学びの集大成となる卒業論文を作成し、発信力も磨きます。

卒業研究テーマ(例)

  • 赤壁の戦いの史実と虚構:諸葛亮と周瑜を中心に
  • 仏教とももクロ~現代に現れたリアル菩薩~
  • H. G. ウェルズの『タイム・マシン』における乗り物の発明と進化論 など
  • インドの結婚事情
  • 南北アメリカ先住民文化の現在
  • 現代スポーツに見るヨーロッパ文化の影響 など
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