京都文化学科カリキュラム(2020年度以前入学者)

 
1年次

文化を専門的に学ぶための基礎を育む

導入教育

京都文化の捉え方や概論、調査方法など、京都文化の専門性を高めるための土台となる基礎力を育みます。学内での座学と学外でのフィールドワークに取り組むことにより、文化への理解を深めます。

京都文化論

京都文化を多角的に考察し特質と奥深さを学ぶ

京都文化の特徴って何?そんな疑問に答えるために、その特徴 を「ファジー」「未完の美」「精神性の追究」「持続する知恵」の4つ のキーワードをもとに西洋文化と比較しながらわかりやすく解説 する、京都文化の理解を深めるための入門科目です。

京都文化フィールド演習

日本・京都文化の真髄を実地で学び 魅力を発信できる人へ

京都の伝統行事や宗教神事の運営・参加、職人の工房・地場産業における現地実習、また社寺、遺跡などへの実地踏査を行い ます。日本・京都文化の真髄に触れ、自分の言葉で発信できる人を目指します。

1年次秋学期に2つのコースに分属

 

京都文化の学びを具体的・
専門的に深める

専門領域の研究に
取り組む

京都文化コース

2・3年次の学びの概要

「京都文化基礎演習」によって研究の基盤となる力を養い専門研究の学びにつなげます。知識とともにプレゼンテーション能力やコミュニケーション能力も養成します。

おもてなし文化論

洗練された京都のおもてなし。「相手への気配り」の精神にみちたおもてなしの真髄 を、第一線で活躍する老舗旅館、料理屋の女将、ホテル業界の方々をゲスト講師に 招いて学びます。

京都文化特論

1・2年次の学びを活かしながら、京都文化へのより深い理解を目指して、専門的な研究に取り組みます。歴史や思想、伝統工芸など多彩なテーマの 中から、学びを深めます。

演習科目

京都文化基礎演習

京都の歴史や伝統行事、ものづくりなど、多角的な視点から文化を捉え、 フィールドワークを実施。「京都文化演習」に向けて、実地で実践を積むト レーニングを行います。

京都文化演習

ゼミに所属し、専門的な研究に取り組みます。いずれのゼミも現地取材や フィールドワークを豊富に用意し、生きた京都文化を肌で学びながら、レポー トなどの形にまとめます。

京都文化英語コミュニケーションコース

2・3年次の学びの概要

異文化コミュニケーション基礎演習によって研究の基盤となる力を養い専門研究の学びにつなげます。知識とともに英語力、 情報発信力も養成します。

英語で京都文化

京都文化を英語で学び、英語で発信する科目です。多彩なテーマの中から自分の興味 ある分野を選択し、京都文化への理解を深めながら、英語で京都文化の魅力を発信する方法を学びます。

英語で観光文化セミナー

京都を代表する観光地を取り上げ、英語によるコンテンツ作りを行い、独自の観光ガイドプランを学生自らが作成。そのプランをもとに、留学生を英語で観光案内します。

英語で読む日本社会(上級)

移民、英語教育、家庭環境など、現代日本における社会問題に関する英語テキスト を読んでいきます。要約文章の作成や短いプレゼンテーションなど、ライティングや スピーキングにも取り組みます。

演習科目

異文化コミュニケーション基礎演習

京都文化や外国文化をテーマに、英語でディスカッションに取り組みます。 自分にはない新しい視点での意見や発見もあり、文化を英語で発信する力を磨くとともに、文化への視野を広げます。

異文化コミュニケーション演習

国内外のより専門性の高い文化を英語で学び、英語で 発信します。留学も奨励しており、帰国後は留学で得た学びをもとに、振り返りや事後報告なども行います。


 
4年次

4年間の学びを締めくくる

京都文化コース

4年次の学びの概要

身につけた専門知識や論理的思考力をもとに卒業論文を完成させ、大学で学んだ京都文化学を卒業後も社会課 題解決に活かせる人材を目指します。

卒業研究テーマ(例)

  • 花街の発展と保存意義—京都島原を例に
  • 雲ヶ畑の松上げとその成立
  • 『 方丈記』と虚構
  • 稲荷信仰と狐の関係について
  • 幕末期の日本文化に対する西洋人の関心 など

京都文化英語コミュニケーションコース

4年次の学びの概要

身につけた専門知識や論理的思考力をもとに卒業論文 を完成させ、大学で学んだ京都文化・日本文化の知識を 世界に向けて発信できる人材を目指します。

卒業研究テーマ(例)

  • 日本アニメの英語字幕からみる異文化理解
  • 日本の英語翻訳・通訳事情
  • 接客業における非言語コミュニケーション
  • 外国人にやさしいワークスタイルの比較
  • 食育の日米比較 など
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