教材・コンテンツ制作室/利用者インタビュー

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株式会社カプコン ゲーム背景デザイナーvol.02

デザイナーを目指そうと思ったきっかけを教えてください

2回生の時に "NieR:Automata" というゲームの世界観や背景、空気感に引き込まれ、背景イラストを描き始めたことがきっかけです。その後、部活の展示会に作品を出したり、ライブペイントや依頼を通していく中で、多くのユーザにまだ見ぬ世界観を提供したいと考えるようになりました。また、サークルの先輩であった経営学部の "原田昂大" 先輩が、ゲーム業界の3Dキャラクターモデラーになられ、ゲーム業界のデザイナーという職種が 身近な存在になったこともきっかけでした。

在学中にチャレンジしたことを教えてください

絵を描くこと、モノ作りによって人との繋がりを作ることです。僕はそもそも絵を描いたことがほとんどなく、技術の習得にかなりの時間を割きました。それこそ寝る間も惜しんで… また、体系的なデザインの知識すらなかったので、他学部の授業に潜り、美大の教授の話を伺ったり、 デザイン会社に無理を言ってインターンをしていただいたりしました。そこで学んだことを同人活動や依頼などで具体化し、自分の活動を周知してもらうことで、 新しい繋がりやこれまでの繋がりを紡ぎ、自分のフィールドを広げて行きました。
プロフィール
木下 航太朗(きのした こうたろう)
京都産業大学 コンピュータ理工学部
インテリジェントシステム学科
伊藤慎一郎研究室
2020年度卒業
出身地: 和歌山県(大阪育ち)
趣味: 卓球/茶道/料理
日課: モノづくりとゲーム
座右の銘: 先達に倣え、己に忠実であれ
勤務: 株式会社カプコン

就活で大変だったこと,挫折したことなどあれば教えてください

ポートフォリオ(書類選考)が通らないことです。また、コロナ禍で特別研究の進捗が出ず、授業の課題も多く、 ストレスがたまる状況下で、就職活動や作品制作にも少なからず影響がありました。
チャレンジ 38社 合同説明会 2回 個別説明会 15回(ほぼWeb)

モチベーションを持続する秘訣を教えてください

夢を叶えたい、将来の夢のスタート地点に立ちたい、という気持ちです。また、それ以上に、原田先輩や丸山さん… 目指す業界や方向は違えど、夢に挑戦する仲間や周りの方々の支えがある、と考えると、まだまだやれる!と思い続けることができました。

教材・コンテンツ制作室はどのように利用をされていましたか

一秒でも長く絵を描くために、授業の合間に利用していました。他には、部活の展覧会や個人展の際には、大きな作品を印刷するために大判プリンタを利用しました。

今後の創作活動やイベントなどありますか

今後も同人イベントやSNSを通じて、コミュニティを広げ、 3D・2D背景作品を制作していきたいです。

将来どのように進んでいきたいですか

最終的な夢である、世界観を提示するコンセプトアートの業務に携わりたいです。ゲームは他の映像作品と違い、体験型エンターテイメントであり、世界を味わい尽くすことができます。僕はその世界に酔倒し、デザイナーを目指すきっかけになりました。そんなきっかけを自らの手で作りたい… その為には、3D・2D、背景に関わらず技術や知識を学び、プログラミングやデザイン知識もより磨いていきたいです。

▲ 寄贈されたポートフォリオは必見!

最後に、デザイナーを目指す後輩たちにアドバイスをお願いします

とにかく死に物狂いで2D・3Dの上手い人、SNS、大学、会社… から技術を学び取ってください。総合大学の "様々な価値観が集まる" というメリットを活かし、沢山学んでください。たくさんの人に頼ってください。なぜ美大でないのか、専門でないのか… 聞かれると思います。 美大や専門の友人を作って、ポートフォリオの作り方を聞くのもいいと思います。そうして人と関わっていくことで、個性を磨き、作品制作を続けていってください。頑張ってください、応援しています。

僕は本当に、人に頼りすぎたことで、多くの人に迷惑をかけてきました。
ただ、そのおかげで今があります。
この場を借りて、関わってくださった方々にお礼申し上げます。
 

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