研究機構長からのメッセージ

研究機構長 黒坂 光

大学は高等教育機関であるとともに、研究活動の場でもあります。したがって、大学教員は良き教育者であるとともに、優れた研究者である事が期待されます。研究は教育と密接に関連しており、研究を通して得られた新しい知見を教育に還元することで、質の高い教育、ひいては建学の精神にうたう人材の育成が可能になります。京都産業大学は、この理念に基づき開学以来、教育・研究に取り組んできました。2001年4月には、研究のさらなる発展を目指して、研究機構を設置して研究環境を一新するとともに、学内に4つの研究所を置きました。

その後、大学を取り巻く環境は大きく変わり、大学の研究についても、社会や産業とのより強い結びつきを求める声が高まってきました。本学も時代の要請に応じて研究体制を整備し、今日では6つの研究所、3つの研究センターを設置して、人文・社会・自然科学および学際領域も含めて広く社会のニーズに対応した研究を実施するまでに発展しました。その間、学内においては様々な研究支援制度を実施し、地道に研究に取り組む風土を醸成するとともに、卓越した成果の創出が期待できる研究分野を、研究所や研究センターに組織化して支援してきました。その成果は、科学研究費などの外部資金獲得の増加、さらにNatureやScienceなどのトップジャーナルへの論文掲載など、目に見える形で現れています。

本学は、2030年の大学の行動指針として「むすんで、うみだす。」を掲げています。研究機構も将来の大学の理想像を見すえて、本学発の研究を学内外の研究と「むすんで」、優れた成果を「うみだす」ことを目的として、活動を継続していきます。本学が持つ潜在的な研究シーズを、様々な協働により発展させ、広報との連携により顕在化することで、本学の研究を広く社会に向けて発信できることを期待します。

研究機構長 黒坂 光

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