人間科学教育科目

多様化・複雑化する社会を生き抜くための教養を身に付ける。

人間科学教育科目は、多様性・複雑性・不確実性の社会において、理解すべき事象や解決すべき課題を14のテーマとして展開し、幅広い教養が身に付けられるよう多様な科目を配置しています。
また、各科目の学問分野をわかりやすくするため、「人文科学」、「社会科学」、「自然科学」、「総合」の4つの領域に区分しています。自らの専門分野以外の学問分野を幅広く学ぶとともに、関心のあるテーマに沿った学びに取り組むことができます。
一部のテーマでは、要件を満たすことにより履修証明としてオープンバッジを交付します。

人間科学教育科目の14のテーマ

1. 知的な視野を拓く

このテーマは、人文科学・社会科学・自然科学の3つの分野にわたって、その基礎を理解し、様々な学問領域の見取り図を提供します。俯瞰的に幅広く学ぶことで、新たな視野を拓くことを目的としています。

2. 持続可能な未来をつくる

このテーマは、人間と環境の関係を理解するための科目で構成されています。持続可能な未来を築くためのアイデアや解決策を見つけることを目指し、地球の未来をデザインするために、幅広い分野を探究することを目的としています。

3. 多様性の意味を考える

このテーマは、思想、宗教、文化人類学等を通じて人間社会の多様性の意味を探究するための科目で構成されています。自身の視点を超え、異なる視点から多様性を理解し、包括的な思考力を養うことを目的としています。

4. 異文化理解の扉をひらく

このテーマは、世界各地の歴史に関する多彩な科目で構成されています。人類が作り上げてきたさまざまな文化について知ることで異文化を理解し、未知の世界への第一歩を踏み出す力を養うことを目的としています。

5. 社会の変化をとらえる

このテーマは、社会の変化を理解するための科目で構成されています。経済や経営、国際政治や現代社会論、情報科学等を学び、現代社会の基盤を把握し、これからの動向を捉える力を養うことを目的としています。

6. 共生社会を構築する

このテーマは、心理学から社会福祉、人権問題まで人々が共に生きていく社会について学ぶための科目で構成されています。人の内面から社会全体までを見渡し、共生社会の設計図を描くための知識とスキルを養うことを目的としています。

7. 社会のルールを知る

このテーマは、日常生活からビジネスまで、私たちが生きていく社会のルールを学ぶための科目で構成されています。社会の仕組みと機能を理解し、行動する力を養うことを目的としています。

8. 人間と自然を解き明かす

このテーマは、自然科学の幅広い領域に触れる科目で構成されています。健康や生命、そして私たちを取り巻く宇宙の神秘について学び、人間と自然の関係性を深く理解することを目的としています。

9. 表現の可能性を探求する

このテーマは、芸術、メディア、コミュニケーションの可能性を探求するための科目で構成されています。文学・芸術といった人間の表現行為について学び、社会とメディアの関係性を探求することを目的としています。

10. 京都と京都産業大学を探究する

このテーマは、京都と京都産業大学の特色や魅力を学ぶにあたり、理解・習得しておいてほしい科目で構成されています。京都と大学への理解を深めつつ、多角的視野の重要性を習得することを目的としています。

11. 社会の中でデータを活用する(データサイエンス)

このテーマは、データ社会に必須のスキルを育てるための科目で構成されています。データやAIを活用し、課題解決や価値の創造につなげる力を養うことを目的としています。

12. 起業家精神を身につける(アントレプレナーシップ)

このテーマは、起業に必要な考え方や知識、ビジネス化の方法などを学ぶための科目で構成されています。起業家精神や、情報収集・分析力、判断力、実行力、リーダーシップ、コミュニケーション力等の起業家に必要となる資質や能力を育成することを目的としています。

13. GJP科目

英語で日本のこと(日本の外交、宗教、日本社会、日本の歴史・文化など)を学ぶ科目です。

14. 教育・教職科目

教員免許状取得のための科目です。


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