【外国語学部】アジア言語学科 中国語専攻の学生が中国語スピーチコンテストでダブル入賞!!

2025.01.07

12月22日(日)に開催された、中華人民共和国駐大阪総領事館主催の第2回『敬隣永安杯』中国語スピーチコンテストにおいて、外国語学部 アジア言語学科 中国語専攻4年次生の入柿 梨紗子さんが1位、同じく4年次生の青木 愛利さんが3位に輝きました。
(左)入柿さん、(右)青木さん
この大会は今年2回目を迎える新しい大会で、主に中国語を学ぶ西日本の生徒・学生を対象としていますが、北陸大学、愛知大学など広い地域から出場者を迎え、非常にレベルの高い大会となりました。今年は20人の大学生が、自らの留学経験や中国の友人との交流などを基にした、さまざまなテーマについてスピーチしました。
中国語スピーチコンテストのパンフレット
入柿 梨紗子さんは《学好中文,服务家乡建设!》(中国語を身に付け、地元を元気に!)と言うタイトルで、「子供たちが早い段階で異文化交流を体験し、その中で地元の魅力を知れば、未来の国際交流の担い手を育てることができ、結果的に町も元気になる。」と主張し、「卒業後はそのために尽力したい」と、姉妹都市交流を通じて故郷の活性化を目指す思いを熱く語りました。入柿さんは、正確な発音と類まれな表現力で聴衆を魅了し、見事1位を受賞しました。

青木 愛利さんは、《方言的魅力》(方言の魅力)と言うタイトルでスピーチを行い、上海滞在中に、現地の人に上海語で話しかけることで温かく受け入れられ、距離が縮まったと感じた経験を紹介しました。青木さんは時折上海語を盛り込んで会場を和ませながら、関西弁や上海語など、地域文化を語る上で欠かせない方言の重要性を語りました。質疑応答でもユーモアあふれる回答で笑いを誘い、その自然で流暢な中国語が高い評価を受け、見事3位を受賞しました。
(左)参事官、(右)入柿さん
青木さん

入柿 梨紗子さんのコメント

4年間の集大成として挑んだ大会でこのような成績を収められたことを大変嬉しく思います。本番では故郷への思いと共に自分の力を存分に発揮することができました。結果発表で名前を呼ばれた時は全身が震えるくらい嬉しく、挑戦してよかったと思えた瞬間でした。最後になりましたが、今まで熱心に指導してくださった先生、支えてくれた両親や友人にとても感謝しています。

青木 愛利さんのコメント

今回のスピーチを通して、方言とそのアイデンティティについて深く考える良い機会となりました。また、先生方のご指導のおかげで、入賞することができ、とても嬉しいです。この経験を糧に、卒業後も自分の方言を大切にし、中国語の知識を広げたいと思います。 
PAGE TOP