【外国語学部】ヨーロッパ言語学科ロシア語専攻の木寺 律子准教授が本を出版しました

2024.01.18

ヨーロッパ言語学科 ロシア語専攻の木寺 律子准教授が、2023年12月に春風社から『ドストエフスキー:エピソードの変容』という単著を上梓しました。
長年書き溜めてきたドストエフスキーに関する論文約10本を加筆して出版したものです。
ロシア文学に関心のある方々に読んでいただければ幸いです。

目次

はじめに:エピソードの変容
第一章: SFとしての『おかしな男の夢』と『悪霊』
第二章:個人雑誌『作家の日記』の中の『おとなしい女』と『おかしな男の夢』
第三章:『未成年』と当時の資本主義経済
第四章:『小さな英雄』から『未成年』へ
第五章:婦人解放運動の過程で—『未成年』と『おとなしい女』
第六章:『罪と罰』におけるドイツのイメージ
第七章:『罪と罰』におけるおとぎ話の要素
第八章:『おじさんの夢』のコムイルフォー—自意識と演技
第九章: ハッピーエンドのドストエフスキー文学
第一〇章:亡くなった兄の思い出—宗教思想と無神論の狭間で
あとがき
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