全卒業生対象 2024年度 京都産業大学DAY 大学主催「ホームカミングデー」を開催

2024.10.22

2024年9月28日(土)、大学主催の「ホームカミングデー」を開催しました。これまでは人生の節目(還暦)の歳に卒業生をお迎えして行う同期会「第〇期の集い」を行ってきましたが、今年度からは全ての卒業生を対象とした大学主催の「ホームカミングデー」を開催し、約210人の方に参加いただきました。

午前中に開催したトークイベントでは「京都産業大学本学のスポーツの見どころ」と題して、体育会本部編集局(京産大アスレチック)に所属する学生が、ラグビー部、陸上競技部の取材をして感じた本学のスポーツの魅力や今年の見どころについて発表しました。
ラグビー部を取材している外国語学部 2年次生 藤田 芽生さんは、ラグビー部の近年の戦績や今年のチームの特徴、注目選手、印象に残っている試合、そしてラグビー部の魅力について紹介しました。取材をしていて嬉しかったエピソードとして、「国立競技場に立たせてもらったことがいい経験になった。関西リーグで優勝した後に写真を撮らせてもらい、選手のみんなが嬉しそうにしているのを見れるのが一番幸せで嬉しい瞬間」と話しました。

陸上競技部を取材している外国語学部2年次生 新川 姫優さんは、今年のチームの特徴、注目選手、印象に残っている試合、陸上競技部の魅力、そして今年の見どころを紹介し、取材をする中で嬉しかったエピソードとして、「優勝してもあまり嬉しいと話す選手たちではないのに、昨年の丹後大学駅伝での優勝は、この大会にかけてきた思いもあり、嬉しい気持ちを全面に出して話されたのを取材できたことがすごく嬉しかった」と話しました。

発表後にはラグビー部の経済学部4年次生 辻野 隼大さんと、陸上競技部の現代社会学部4年次生 小嶋 郁依斗さんの2選手も登壇し、辻野選手は、「自分たちが入部してから関西3連覇しているので4連覇という目標は達成したい。京産のベスト4の壁を自分たちの代で破って決勝の舞台に立ち、日本一を獲りたい」と意気込みを語りました。小嶋選手は、「チームとして5年ぶりの全国大会となるが、ただ出場するだけではなく関東の大学と勝負して勝つということを考えているのでしっかり勝負できるように準備していきたい」と意気込みを語りました。

トークイベントの様子①
トークイベントの様子②

午後から開催した講演会では、始めに黒坂 光学長から「今年は卒業生皆さんに大学に来ていただきたいという思いから新しい趣向でホームカミングデーを開催した。サタデージャンボリーも同時開催し、さまざまなイベントを行っているので大学が色んな方々に大学の中を楽しんでいただく取り組みを行っているというところも見ていただきたい。また、この後の講演会や能登半島地震復興支援企画、起業した学生によるコーヒー販売など、色んな企画を準備しているので、一日楽しんでいただきたい」と挨拶がありました。続いて、神山宇宙科学研究所長、天文台長 理学部教授の河北秀世先生から「宇宙ビジネスの今日と将来:京都産業大学から宇宙へ」と題して講演が行われ、昨年開所した「神山宇宙科学研究所」の設立趣旨や近年の宇宙ビジネスの状況、そして本学にとって重要なテーマである「宇宙」と宇宙ビジネスがどう関わりつつあるかについて講演されました。最後に、本学のサギタリウスのシンボルをつけた人工衛星をいつか打ち上げたいと自身の夢を語られました。
その後、能登半島地震復興支援として企画した本学の卒業生による地震体験談を、地震当時の写真などを投影しながら体験談をお話しいただきました。

黒坂学長のご挨拶
河北 秀世 理学部教授の講演
卒業生による地震体験談の様子①
卒業生による地震体験談の様子②

交流会の開始に先立ち、学校法人京都産業大学が創立50周年を機に、「国の内外を問わず社会の諸分野において活躍し、社会的貢献を果たし、顕著な業績をあげ、本学の名声を高めた」卒業生に対して顕彰する卒業生顕彰式を行いました。今年度は元京都市会議員 元京都市会議長の中村 三之助氏が選ばれ、顕彰盾等が贈られました。

卒業生交流会で挨拶する山田理事長
卒業生顕彰者の中村 三之助氏のご挨拶

交流会では、始めに筒井同窓会長より乾杯のご挨拶をいただきました。その後の懇談では、授業等で活躍する学生ファシリテータ7人の在学生が、参加者の交流のきっかけづくりを促すための催しを実施してくれました。学生たちの進行で、周りの方との自己紹介や学生時代の思い出などを話す機会がもたれ、初見の方や年代が異なる卒業生同士の交流などが見られにぎわっておりました。

今回、初めて開催した全卒業生対象の大学主催ホームカミングデーは、小さなお子さんとも参加できるよう地域との交流イベント「サタデージャンボリー」と同時開催をしたことから、ご家族で「ホームカミングデー」にも参加された卒業生もおられました。

乾杯挨拶をする筒井同窓会長
交流会の様子

また、テレビ金沢、北國新聞社、京都産業大学同窓会石川県支部に協力いただき、能登半島地震復興支援企画として募金活動、地域の物産品販売を行いました。募金活動では総額101,092円の募金が寄せられました。募金いただいた皆さま、ありがとうございました。お寄せいただいた募金につきましては、全額を「日本赤十字社」へ送金いたします。

次年度の大学主催ホームカミングデーの開催に向け、今回参加いただいた卒業生の皆さまからのご意見も含め、開催方法等を検討して参ります。
今回の交流が、本学と卒業生との絆が更に深まる機会となることを願っております。

起業学生によるコーヒー販売
学生が企業と共同開発したおせんべい販売
能登半島地震復興支援企画
(地域の物産品販売)

神山の絆について

「神山の絆」は、卒業生と本学との絆を一層強固にする一環として卒業生向けに発信しているコンテンツです。母校、京都産業大学がより身近なものになればと願っています。
これからも、WebサイトやFacebook等を通じて、京都産業大学と卒業生の皆さまとの“絆”をむすぶコンテンツとして、在学生・卒業生の活躍や本学の教育・研究成果などの学内のホットなニュースを随時お届けします。

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