【外国語学部】日本語教育実習 教壇実習(学内)を行いました

2023.02.13

専門科目「日本語教育実習」で、本学の日本語科目での教壇実習を行いました。学生たちは、教師の立場で教壇に立ち、日本語の授業を行います。その準備として、約2カ月かけて授業見学、教案作成、教材・教具等の準備などを行ってきました。この経験が、日本語教育のみならず様々な分野で役立ってくれることを願っています。

実習生の声

安田 こまち さん (3年次)

私は、日本語教育実習で初級日本語Ⅱ(文字表記)のクラスを担当させていただきました。準備期間から、2回目の教壇実習が終わるまでに多くのことを学びました。私が担当したクラスでは、英語が媒介語として使用されていましたが、自分の英語力の低さから学習者とのコミュニケーションに苦戦したり、やさしい日本語で話しているつもりでも実際にはそうではなく指示が伝わらなかったり、自分が理想としていた授業とのギャップにたくさん悩みました。日本語は難しいということを痛感しましたが、やはり面白い言語だと思います。自分は日本語教員に向いていないのかもしれないと思うこともありましたが、今は日本語の面白さを伝えられるようにもっと成長したいと思っています。この期間を通して、伝え方などコミュニケーションの難しさと大切さに向き合えた結果、また新しい心持ちで日本語教員を目指すことができているのが一番の収穫だと思います。

脇坂 優唯 さん (3年次)

日本語教育についてまだまだ勉強不足だった自分が実際に教壇に立つ日はあっという間にやって来て、「もっと考えておけば良かったな」「これも準備しておけばもっと分かりやすかったかな」と反省する点が多々ありました。しかし、頷きながら話を聞いてくれたり、学習した内容を取り入れながら問題を解いてくれたり、至らない自分の授業にもしっかり取り組んで下さる学生さん達の姿にとてもやり甲斐を感じました。これから更に日本語教育の知識を深めていこうと思います。

宇佐美 美幸 さん (4年次)

この教育実習が実際の日本語学習者の前に立って授業をする初めての経験だったので、自分がどこまでできるのか、ドキドキ感や少しの不安を抱えていました。しかし、これまでの知識を活用して、人の手も借り、自分で授業を作って実際に教壇に立ってみると、意外と楽しく、充実感を持って遂行することができました。初めて前にする学習者の人たちも真面目で優しく、「日本語教育」を肌で感じることができてとても良い経験になりました。
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