2022（令和4）年11月1日（火）、京都クオリアフォーラムの開催する博士課程学生向けオンラインイベント「博士キャリアメッセKYOTO」にて、本学大学院生3名が発表しました。
今回のプログラムは、京都クオリアフォーラム会員のうち｢文部科学省技術イノベーション創出に向けた大学フェローシップ創設事業」｢JST次世代研究者挑戦的研究プログラム」に採択された京都･奈良の6大学が連携して企画、実施しました。
はじめに開会挨拶があり、つぎに京都クオリアフォーラムに所属する6大学の学生47名が、学生研究発表をしました。1グループ4～5名の10グループに分かれ、グループごとにまず学生一人3分発表を行い、次に参加者からの質疑応答の時間が設けられました。
本学大学院生3名の発表内容に対して、それぞれに参加者から様々な視点からの質問があり、研究を進めていくうえでの新たな視点を得る機会となりました。

• 宇田 有輝さん（経済学研究科D3）「SPRING」支援学生
  日本標準産業分類を利用した新しい多角化指標に基づく多角化戦略の実態
  
• 達富 一湖さん（生命科学研究科D1）「SPRING」支援学生
  細胞脱落の実行機構の解明　—どのようにして組織から細胞が除かれるのか？—
  
• 中野 敦樹さん（生命科学研究科D1）「SPRING」支援学生
  クライオ電子顕微鏡によってタンパク質の動きを捉える

本学は、科学技術振興機構（JST）が公募しました「次世代研究者挑戦的研究プログラム」に採択されました。
このプログラムは、博士後期課程学生による既存の枠組みにとらわれない自由で挑戦的・融合的な研究を支援するとともに、生活費相当額を支給することで学生が研究に専念できる環境を整備し、併せて優秀な博士後期課程学生を多様なキャリアパスで活躍できる博士人材へと導く事業です。
これを受けて、本学では、「トランスファラブルスキルを身に付けた科学技術を牽引するリーダーの育成」を目指し、選抜した優秀な博士後期課程学生へ様々なキャリアパス支援に向けた取り組みを行っています。