パヤップ大学(タイ)とのオンライン交流会

2021.08.24

コロナ禍で海外渡航ができない中、8月4日(水)に、「日本語教育実習」で例年お世話になっているパヤップ大学(タイ・チェンマイ)の日本語学習者とのオンライン交流会を行いました。
まず、パヤップ大学の学生さんが作ってくれた、タイの文化や食べ物、タイ語などを日本語で紹介した動画を見て、質疑応答をしました。
続いて、日本語・コミュニケーション専攻の学生が作った動画を見てもらいました。この動画は、パヤップ大学の学生さんが日本に留学し、自分たちと一緒に1日を過ごすことをイメージしたもので、日本に来ることができないでいる、パヤップ大学の学生さんに留学生活を体験してもらうというものです。
海外渡航はもちろん、海外の日本語学習者と接することが難しい中、オンラインでその機会が得られ、とてもよい経験となりました。

参加した学生のコメント1

私は入学前から日本語教育実習でタイに行きたいと思っていました。しかしコロナの影響でタイに行くことができずとても残念に思っていました。そのためオンラインでもタイの学生と交流したいと思い、今回の交流会に参加しました。準備自体は7月の初めから進んでいましたが、実際に交流会が始まると一瞬に感じるほどとても楽しかったです。暑い中での動画撮影はメンバーのみんなも大変だったと思いますが、純粋に楽しむ姿が動画を見た方にも伝わったと思います。普段は関わることがない4年次生の先輩とも一緒に活動できました。タイの学生が挨拶を教えてくれたり、パッタイの作り方を教えてくれる動画はとても面白かったです。日本で用意できる材料で作ってくれていたのでまた挑戦してみたいです。他大学の学生さんが用意されたゲームなども非常に楽しんで参加できました。全体を通してとても有意義な時間でした!

参加した学生のコメント2

コロナの影響で海外の人とはもちろん、学生同士での交流も少ない中、今回の活動でメンバーのみんなと活動ができて楽しかったです。また、動画の撮影や編集、動画の内容を日本語学習中のタイの学生に伝えるということは私にとって初めての経験で試行錯誤しながら取り組んだのですが、動画の最後には動画を見た学生たちが「楽しかった」と言ってくれたので頑張った甲斐がありました。タイの学生が作ったタイの挨拶の動画やパッタイの作り方の動画は私たち日本人学生にも分かりやすく作ってくれていたので、見ていてとても楽しかったです。タイにいるタイの学生や私たちと同じように日本語教育について学習している学生と交流することができ、貴重な時間になりました。

参加した学生のコメント3

私は春学期に日本語教育実習という集中講義を受講しました。本来ならタイや中国、インドネシアに行って実習を行うのですが海外に行けない状況となってしまったため、教育実習を学内で行いました。そのため教育実習での他大学との交流が実現できなかったので、今西先生のご紹介で、タイのパヤップ大学とのオンライン交流会に参加させていただきました。今回はタイの学生さんも日本に留学できない状況ということで、京都産業大学での留学を体験できるような動画を撮影して、みなさんにお見せしました。撮影の裏側としては、京都産業大学と言えば、油そばなので、元々はお昼ごはんに油そばを食べる設定でしたが、暑すぎて油そばはちょっと重いなと思って撮影日当日にMIYAKO製麺に変えたり、元々放課後カフェで友達と話す場面を「暑いから、かき氷が食べたい」と言って、カフェから、かき氷屋さんに変更したり、自由に楽しく撮影していました。かき氷も食べたし、皆でプリクラも撮れたし、花火もできて、夏の思い出が作れました。タイの学生さんも動画を見て楽しんでくださっていた様子だったので良かったです。

参加した学生のコメント4

私は教育実習でタイのチェンマイへ行きたいと思っていましたが、コロナの影響で叶わなかったので今回の交流会に参加しました。交流会は私たちを含む日本の3大学とタイのパヤップ大学の4大学で行われました。タイの学生が作った挨拶やソンクラーン祭り、パッタイの動画を観て、タイに行きたくなりました。次のソンクラーンの頃には海外旅行ができるようになっているといいなと思います。また、今回の交流で参加した日本の大学は東京、名古屋、京都と離れた土地にある大学だったので、それぞれの内容はもちろんですが自己紹介やリアクション方法からも大学のカラーや個性を感じることができ、他大学との交流ならではで、とても面白かったです。動画撮影に編集、オンラインでの交流と慣れないことだらけでしたが、とても楽しかったです。参加して良かったです!

参加した学生のコメント5

私は今回初めてこのような他国の大学と交流する催しに参加しました。理由としては、日本語を学ぶ学生との交流を今まで行ったことがなく興味があったためです。交流はもちろんのこと、交流会のための動画を企画・撮影・編集することすら初めてのことでした。日本らしさを残しつつ伝わりやすさを優先的に考えるなど工夫を凝らしながら動画準備を進めていきました。慣れないことばかりで苦戦した部分もありましたが、私たちが自ら赴き日本らしい夏を楽しめたため新鮮で充実した体験であったと感じます。またこの催しはオンラインでのもので、タイの学生からどのようなリアクションが来るのか、自分たちが見せたいものがきちんと伝わるかが分からず不安な気持ちもありましたが、タイの学生からのフィードバックとして楽しかったとの声を頂けたのでとてもうれしかったです。一つのことを成し遂げたという達成感もあり、参加できて本当に良かったなと感じます。

PAGE TOP